今シーズントライアスロンレースで愛用したサプリメント 『カツサプ』を紹介したいと思う。
カツサプについては、当ブログで過去にも取り上げたことがあるが、カツサプがリニューアルしたこともあり従来品との違い、トライアスロンのような持久系スポーツと本当に相性が良いのかなど徹底解説したいと考えている。
自分でもサプリメント1つでここまで書くかというくらい書いた。気になる部分のみでも読んで貰えたら幸いだ。
カツサプとは何か
カツサプとは、回遊魚のパワーで「パフォーマンス向上」「ダメージの軽減」「素早い回復力」が期待できる運動補助食品である。
語源は”カツ”=カツオ、”サプ”=サプリメントから取った造語だ。語源にもなっているカツオの抽出物が主成分で、他の運動補助食品や補給食と比べ成分が大きく異なるのが特徴である。
カツサプの原料
カツサプの原料は次の通りだ。
原材料名 | デキストリン(国内製造)還元麦芽糖水飴、魚肉抽出物、澱粉/結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、シェラック、(一部にさけを含む) |
カツサプの特徴
回遊魚ペプチド
カツサプの原料は主にデキストリン、還元麦芽糖水飴、魚肉抽出物(カツオ抽出物)である。魚肉抽出物(カツオ抽出物)には、回遊魚ペプチド(イミダペプチド)が豊富に含まれており、カツサプ1包にあ約1.5kg分の回遊魚に相当する有効成分が含まれている。
ペプチドを摂取するメリット
吸収効率の向上
ペプチドは、アミノ酸がペプチド結合によって結合した形態で存在するため、消化吸収が容易だ。そのため、アミノ酸単体よりも効率的に吸収され、体内に供給されるアミノ酸の量が増えやすくなる。
筋肉合成の促進
プチドには、筋肉合成を促進する効果がある。特に、特定のアミノ酸配列を持つペプチド(例:ブランチチェーンアミノ酸ペプチド)は、筋肉の修復や成長をサポートすることが知られている。
カツサプに豊富に含まれているペプチドは、アミノ酸より効率的に体内に吸収されるため、アミノ酸が欠乏する運動中に摂取するサプリとしては非常に優秀である。
カツサプの主な使用シーン
カツサプは、持久系スポーツの運動中に使用するのが良いとされている。持久系スポーツの例として、マラソン、トレイルランニング、サイクリング、トライアスロン、登山、水泳、サーフィン、サッカー、ラグビー、格闘技があげられる。
一般的な摂取のタイミングは、運動前30分前と運動中だ。次のレースまで時間が無く早く身体を回復させたい時は更にレース終了後に摂取する事が推奨されている。
カツサプで期待できる効能
パフォーマンスの向上
乳酸は運動中に筋肉から産生される物質である。運動が激しいほど、あるいは持続時間が長いほど、体内では大量の乳酸が生成される。乳酸は筋肉の収縮を助けるエネルギー源となり、高強度、持久系運動ではその役割が重要となる。
しかし、乳酸が過剰に生成されると血流に乗って全身を巡り、筋肉や神経等に影響を与えてパフォーマンスを低下させてしまう。この血中乳酸を効率よく分解してくれるのがカツサプだ。市民ランナー(6名)での実験では、カツサプを摂取して運動を行った場合、同じ強度で運動したにも関わらず血中乳酸濃度が摂取していな時と比べ減っている事が確認されている。このことからパフォーマンスの向上が期待できるとされている。
筋疲労・筋肉痛の緩和
クレアチンキナーゼ(CPK)は、クレアチンと呼ばれる物質を使って、身体のエネルギーを生成する過程で重要な役割を果たす酵素だ。特に心筋細胞、筋肉細胞といった大量にエネルギーが必要とされる細胞に多く存在する。だからこそ、これらの部位が損傷した際には、CPKが血液中に放出され、その結果CPKの血中濃度が上昇する。そのため、CPKの血中濃度を測定することで、筋肉の損傷具合を確認する事ができる。
乳酸の実験同様、一定の運動後CPKの値を測定するとカツサプを摂取して運動が行った方がCPKの値が低いという結果が確認されている。
筋痙攣の緩和させる
筋痙攣一因は、筋肉への神経伝達が過剰に行われる事による筋肉に異常収縮である。脳や脊髄は常に筋肉から「弛緩」「収縮」の信号を受信している。筋疲労に陥ると、筋肉が脳や脊髄に「弛緩」の信号を発信するが、同時に運動中の筋肉は「収縮」の信号を発信するため、この2つの矛盾が筋痙攣を引き起こすとされている。
カツサプを摂取する事により筋肉をリラックスさせることで、筋疲労による筋痙攣を防ぐ効果が期待できるとされてる。
リニューアルされたカツサプ
今年カツサプがリニューアルされたが従来品との違いもまとめておきたい。
お値段がお手頃に
まず、我々消費者にとって1番嬉しいことは、価格が少し下がった事だ。従来は1包(3粒)で¥1,069であったが、リニューアル後の価格は1包(8粒)で¥1,398となっている。後述するが、リニューアルされたカツサプは粒が小さくなり1回あたりの摂取推奨量は従来品3粒に対して4粒となっている。従ってリニューアル後の1回当たりの価格や¥699となり従来の¥1,069と比べ約35%安くなっている。1回¥699となった事によりエネルギージェルなどと同じ価格帯になったのは非常に嬉しい。
過剰な包装を削減
コスト削減にも貢献しているのかもしれないが、従来品は1包(3粒)と1回当たりの摂取量毎に包装してあったが、リニューアル後は2回分の量は1包として販売されている。
1粒の大きさが小さくなった
私は従来品でも抵抗なく飲むことが出来たが、リニューアル後は1粒あたりの粒の大きさが小さくなっている。従来品と比べ1粒あたりの大きさが20%小さくなった。この事により女性や子供の方にとって飲みやすくなった。(20%小さくなった分1回当たりの摂取量が4粒となっている。)
効果はそのまま
効果は従来品と変わらない。
リニューアルされた事により、独特の魚臭さも減少していると感じた。従来品で匂いが苦手で敬遠していた方でもリニューアル品は飲めるかもしれない。
トライアスロン競技者から見たカツサプの効果
今シーズン「カツサプ」を摂取してトライアスロンに臨んだ。私が使用した大会は「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン(通称:宮トラ)」と「LALE BIWA TRIATHLON 」である。どちらもミドルディスタンスの大会で、競技時間は4〜5時間程度だ。
トライアスロンでカツサプを選ぶ理由
私が、高級サプリであるにも関わらずカツサプを選ぶ1番の理由は、パフォーマンスの向上が期待できることと、明らかにレース後の体力の回復が早い為である。
トライアスロンは長距離のスイム、バイク、ランと過酷な挑戦が待ち構えている。そんな中で、疲労した身体を再生させるためにカツサプを選んでいる。(そして少しでも楽に速くゴールする事を期待している。)
宮トラでの失敗は逆にカツサプの効果の現れ!?
トライアスロン復帰第1戦の「宮トラ」では、ランで初めて両足を攣るという経験をした。
宮トラでの摂取タイミング及び量は、にスタート前とゴール後の2回(4粒×2)だ。
カツサプの効能は!?と思われる方もいると思うが、自分なりにこの経験を振り返ってみた。宮トラでの結果は、総合49位/602人中(年代別6位)であった。バイクラップの順位は21位であった。実はバイクパート時、サイコンの悪くパワーメーターと接続不良を起こそパワーを確認する事が出来なかった。バイクパートの順位が良い事からカツサプでパフォーマンスが向上したものの、普段以上のパワーでペダルを漕いでいる事に気づかずそのツケがランで現れたものだと思われる。
また、カツサプの回復力は凄まじく、コースが過酷と言われる宮トラの翌日に無理なくランニングをする事が出来た。
バイクラップの順位は21位であった。バイクパート時、サイコンの調子が悪くパワーメーターとの接続不良でパワーを確認する事が出来なかった。多分思った以上にパワーを出せた反動でランが潰れたのだと推測できる。
LAKE BIWA TRIATHLONではお守り代わりに
10月に参加したLAKE BIWA TRIATHLONは、腰痛に悩まされておりパフォーマンスは期待できなかった。レース1週間前のランニングではキロ6:00/kmで走るのが限界というほどコンディションは最悪だ。
しかし、どうしても同大会に参加したかったため、今回もカツサプの力を借りる事にした。今回の摂取タイミング及び量は、スタート前、バイク中、ラン直後、ゴール後の4回(4粒×4)にした。
バイクパートまでは順調であった。バイクラップも総合31位(645人中)とコンディションの状態を考えると良い結果だと思う。ランもスタート直後は順調で、練習では6:00/kmが限界だったのが、8km地点(レースは20km)まで4:30/kmで走る事ができた。調子に乗ってこのまま力押しできると考えたのが間違えで、結局8km以降は、腰が崩壊して無惨な結果になったが…。
しかし、LAKE BIWA TRIATHLONでの使用でカツサプのパフォーマンス向上効果を再確認する事が出来た。
トライアスロンとカツサプの相性
この実体験からも、トライアスロンとカツサプの相性は非常に良いと考える。
トライアスロンは、数あるスポーツの中でも特に体力を要するスポーツだ。カツサプの効能は、このような体力スポーツに特化していると考える。疲労回復効果はもちろん、パフォーマンス向上が期待できるカツサプは、トライアスロンに最適だ。
先ほどまでバイクで脚を酷使し疲労が蓄積している中のランニング。全力を出し切ってゴールした喜びと共に待ち構えている筋肉痛…。ここで登場するのがカツサプ。筋肉の疲労回復に役立つとされるカツサプは、トライアスロン選手たちにとって、頼もしい存在となるといえる。
カツサプのコストパフォーマンス
カツサプの使用にあたってのコストパフォーマンスにも触れておく必要がある。カツサプはリニューアルして以前より安くなったが、それでも高価なサプリメントには変わりない。しかし、そのパフォーマンスを考えると決して高くは無いのかもしれないと考える。
決戦用サプリメントとして
今シーズンの私の身体のパフォーマンスは再発した腰痛を始め完璧なものではなかった。
もし私のコンディションが万全で、レースで上位を狙えるような状態であれば間違いなくカツサプを推奨通りのタイミング、量で摂取するだろう。何故なら、カツサプがレースの結果に貢献してくれると確信しているからである。(ある意味チートと言っても過言ではない。)
自分の備忘録の含めてトライアスロンにおけるメーカーの推奨摂取量を記載しておく。ショートの場合2包(¥2,796)ロング(アイアンマンディスタンス)の場合6包(¥7,968※)必要だ。ロングの場合は少し躊躇してしまう金額となっている。(※3包以上で5%OFF適用価格)
マラソンの自己ベストを狙う方にもおすすめ
マラソンで自己ベストを狙う方にも是非ともカツサプを試してみてほしいと思う。必ずタイムに貢献してくれることだろう。
メーカーが推奨するマラソンの摂取量は下記の通りだ。フルマラソンの場合スタート前8粒飲むことが推奨されている。¥1,398でパフォーマンス向上が期待できるのであれば正直安いと思ってしまう。(トライアスロンよりコスパが良い気がする。)
まとめ:トライアスロンに対するカツサプの効果評価
カツサプは、長時間の激しい運動を続けるトライアスロン選手たちにとって、絶大な効果を発揮するだろう。なかでも、筋肉の回復力を高め、疲労の軽減は前回のレビュー同様今回も顕著に感じる事ができた。
周りのアスリートにカツサプを薦め使用してもらった反応としては、「レースの次の日でも、筋肉の張りが全くない」、「運動中のパフォーマンスが以前よりも格段に良くなった」といった意見を聞くことが出来た。
また、「簡単にセルフケアができるのが嬉しい」、「摂取が容易で、地味にパッケージにチャックがついるのが嬉しい」という点も、使用されたアスリートからのフィードバックだ。これらの声から、カツサプが運動後のケアやパフォーマンス向上に大きな役割を果たしていることがわかる。
特にシーズン中連戦を余儀なくされる場合やどうしても自己ベストを更新したい方などは、カツサプの力を借りるべきだと考える。
カツサプを試してみよう
まだカツサプを試したことがない方は、ぜひ一度試してみてほしい。特にトライアスロンやマラソンなど長時間の運動をする方には、その効果を感じやすいと思う。(価格に抵抗がなければ)定期的に使用することで、疲労回復やパフォーマンスアップ、怪我防止にも役立ちつだろう。特に慢性的に疲労感がある方には是非とも運動後の摂取をおすすめする。
お得に購入するには
リニューアルされたカツサプは価格が下がったといて、まだまだ高価サプリである。従って少しでもお得に購入したいと思う人が多いと思う。現時点でカツサプをお得に購入する方法を書いておく。
カツサプを購入方法として公式サイトやアマゾンでの購入できる。(現時点で楽天市場やYahooショッピングでの販売は見当たらなかった。)
どちらも3包同時に購入すると5%オフになるので購入を検討されいる方は是非3包以上での購入をお勧めする。
公式サイトでの購入も送料無料だ。公式サイトで購入すると持続型エナジー補給剤の「QC速攻スタミナ」などがもらえるキャンペーンなどが不定期で行われているので小まめにチェックしてみてほしい。公式サイトは↓↓↓