みなさんこんにちは。
今回は、私が買ってきたランニングシューズをざっと紹介したいと思います。
トライアスロンは道具が多い競技ですが、各パートで重要な道具といえば、ウェットスーツ、ロードバイク、ランニングシューズの3つだと思います。今回は、ランパートにおいて重要な道具となるランニングシューズについて私が今まで買って試してみたシューズを紹介してして行きます。
後編はこちら→私のランニングシューズ履歴書 後編(2019〜2021年)
シューズの評価
今回私が勝手に簡単に各シューズの評価を5段階で行っております。過去のシューズについて当時の事を思い出しながら評価しております。総合評価については、靴のスペックというより、個人的な好みと思って下さい。
安定性 ☆☆☆☆☆
ダイレクト感 ☆☆☆☆☆
ホールド力 ☆☆☆☆☆
価格 ☆☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆☆
2016年ーランニング1年目(トライアスロン準備期)
私がランニングを始めた年です。ダイエットを初めてトライアスロンをやろうと決めた年です。以前もダイエットの為ジムでトレッドミル(ランニングマシン)で走っていましたが、ダイエット目的でありレースを見据えた練習は何も行っていませんでした。
始めた時の走力
始めた頃の走力は、1kmのペースは6:00〜7:00/kmのペースだったと思います。1回のランニング距離も5km程度で10kmなど到底走れませんでした。
シューズ紹介
asics GT-2000 NEW YORK 4
安定性 ★★★★☆
ダイレクト感 ★★☆☆☆
ホールド力 ★★★★☆
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★☆☆
私が、ランニングを初めようと思い初めて買った1足目です。アシックスの実店舗で足を計測してもらい、店員さんが勧めてくれたシューズを買いました。特に拘りは無く初心者向けのラインナップから店員さんが足の計測を元に選んだモデルです。
このシューズを履いて足の痛みや、故障をした記憶はありません。良くも悪くもベーシックなランニングシューズだと思います。新しいシューズを買っても併用しソールが擦り減る位履き続けました。
ADIDAS adizero Takumi ren boost
安定性 ★★★☆☆
ダイレクト感 ★★★★☆
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
初めてのマラソン大会(ハーフマラソン)で使用するために購入した1足です。本来はランニング初心者である私が購入する靴ではなく、もっと走力がある人をターゲットとしたオーバースペックな靴ですが、カラーが好みだった事、軽いシューズが欲しかった理由で購入しました。
使いこなせたかどうかは別として、今でも好印象です。1足目のGT-2000 NEW YORK 4より薄底なのでクッション性はありませんでしたが、反発力があり走っていて楽しい靴でした。
このシューズを使用して初めて参加したハーフマラソンのタイムは1時間34分37秒でした。(約4:30/kmペース)ランニング1年目でこの記録が出せたのはこのオーバースペックのシューズのお陰かもしれません。
レース翌日めちゃくちゃ身体が痛くなりましたが…。
2017年ートライアスロン準備期(初レースの年)
ランニング2年目の走力
ハーフマラソンを何とか走り終えランニング歴2年目に突入。走力は10kmで45分前後(約4:25〜30/kmペース)くらいでしょうか。余り、ハーフマラソンのペースと10kmのペースは変わりませんでした。当時の私は、自己流でトレーニングを行っておりスピード練習を行っていなかったことが原因かもしれませんが…。
シューズ紹介
ADIDAS adizero Takumi sen boost
安定性 ★★★☆☆
ダイレクト感 ★★★★★
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★☆☆☆
私にとって、adizero Takumi ren boostを気に入っていた事又セールで安く購入できることから、その上位モデルadizero Takumi sen boostを購入してみました。この靴は使用してすぐ私には使いこなせないと判断。adizero Takumi ren boostと比べ、足への衝撃・疲労が1段と増し体力が削られる感覚がありました。調子に乗ってしまったなと思いました。
On 初代Cloudflow(1足目)
安定性 ★★★★☆
ダイレクト感 ★★★☆☆
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
adizero Takumi sen boostで痛い目を見た私は次なるシューズを探しました。トライアスロンを見据えた時、スイム、バイクを終えた後に10kmを走る事を考えるともっと身体に優しいシューズにした方が良いのsでは考えました。そこで目に止まったのはOnというメーカーです。当時の私は、聞き覚えの無いメーカーだし本当に良いシューズ作っているのか半信半疑でした。
でも、調べて行くうちに、Cloudflowは、
- 世界的なスポーツ用品展示会であるISPOでベストパフォーマンスランニングシューズ部門の金賞を獲得
- 2017年にアイアンマンの世界記録を更新したトライアスリートがレースで履いていたシューズ
と何やら凄いぞ感を漂わせてます。そしてコテコテのランニングシューズと違ってお洒落でスタイリッシュでした。使用感については、独特なソールで不思議な感触を覚えましたたが身体に優しく且つ走っていて楽しいと感じた靴でした。トライアスロン初レースはコイツを使おうと思っていたのですが…。
On 初代Cloudflash
安定性 ★★★☆☆
ダイレクト感 ★★★★☆
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★☆☆
Cloudflowといシューズ又Onというメーカーが気に入った私は、初レース直前にもっと良いシューズが無いか探し出します。(余計な事をしなくて良いのに。)すると、同メーカーの最上位モデルでレース用と銘打ったCloudflashが目に止まりました。
着地の衝撃を推進力に変換する特許技術「CloudTec」を継承しつつ、軽量性・ホールド性を極めたオンのランニングシューズと説明書きが・・・。欲しい。そして勢いでCloudflashを購入しました。カラーリングも好みで履いた感じも、ダイレクト感がありつつもadizero Takumi sen boostより尖って無く良い。トライアスロン初レースはこの靴で参加しました。
結果は、バイクの疲労が予想以上に溜まっており、シューズの良さを活かしきれず(むしろ体力を奪われる結果に)失速しました。
On Cloudflyer
安定性 ★★★★★
ダイレクト感 ★☆☆☆☆
ホールド力 ★★★★☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★☆☆
Onの中で当時1番クッション性のあるシューズでした。ホールド力、安定性の高いシューズでした。妻がランニングを始めるにあたりお揃いで買ったシューズで、ランニング初心者にピッタリのシューズでした。Onのシューズはスタイリッシュなので、普段使いも出来る為、仮にランニングに飽きても大丈夫です。
私が使用した感じとしては、悪くは無いけど、Flow,Flash程の走っていて楽しい感じはありませんでした。もっさりしている感じで、そこまで使い込まずに終わってしまいました。
2017年はOn祭りでした。
2018年ートライアスロン2年目
ランニング3年目の走力
2017年に目標であったトライアスロン(OD)を完走し、もっと速くなりたいと思って取り組んだ年。自分の独学でのトレーニングに限界を感じ、広島の「トライスマイル」というチームに加わり指導を仰ぎました。走力については、10kmマラソンを参加した際(2018年3月4日) 40分58秒という記録がありました。少しづつではあるが走力が上がっていき、トライアスロン(OD)のランについてはコースにもよりますが、垂れなければ41〜42分台で走れるようになっていました。
シューズ紹介
On 初代Cloudflow(2足目)
安定性 ★★★★☆
ダイレクト感 ★★★☆☆
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★(評価アップ)
2018年のトライアスロンのレースは全てCloudflowで走った。1足目のCloudflowを練習用で使用し、2足目については、スピード練習及びレース用と使い分けて使ってました。レース用については、チームカラーの青色を購入しトライスーツと色を合わせテンションを上げました。
ランパートまでの疲労を感じさせず、最後まで頑張れるシューズです。レースにより足を故障して、2週間後のミドルのトライアスロンに出場した時も、20kmのランニングを走る終える事ができました。独特なソールの構造により、足への負担を軽減してくれる為だと思います。
この年はCloudflowに本当に助けられました。
宮島トライアスロンの時はスタート時
完走できるか不安なコンディションでしたが、
走り終える事が出来ました。
Vibram Five Fingers V-RUN
安定性 ★★★☆☆
ダイレクト感 ★★★★★
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★☆
5本指に分かれたデザインが特徴的で、“裸足感覚シューズ”です。これまで、ランニングシューズとは異質な存在です。この購入シューズの目的は、根本的なランニングフォームの改善、フォアフットになるよう着地の修正です。見てわかる通りソールが薄い為、着地の衝撃がダイレクトへ足裏へ伝わります。よって、必然的にいたく無い走り方をするようになり結果、ランニングフォームの改善、フォアフットの習得へ繋がります。
トライアスロンのオフ期間に使用しました。初めのうちは、良く筋肉痛になりましたが、使用しているうちに普通に走れるようになりました。但し、石畳(ゴツゴツした物)の上を走るのは修行かと思うくらい痛く、恐る恐る着地をしたことは今でも忘れません。
このシューズのお陰で自分なりにランニングの着地の矯正は出来たと思ってます。
最近は、全然履いてないので、またこのシューズにお世話になる日はそう遠くはないでしょう。
NIKE ズームフライ フライニット
安定性 ★★★☆☆
ダイレクト感 ★★☆☆☆
ホールド力 ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
総合評価 ★★☆☆☆
メディアからも「地球最速のシューズ」と呼ばれたヴェイパーフライ 4% フライニットの、次点モデルです。初めは厚底には興味がありませんでしたが、試して見ないと良さはわからないので実際厚底を購入して走ってみました。私の最初の感覚は、「イマイチだけど、走っているうちに良くなっていくかもしれない」でした。結局最後まで良さは分かりませんでした。
ヴェイパーフライ 4% フライニットであれば、また感覚が変わっていたのかもしれませんが、この靴を購入して、厚底シューズは私には合わないと思いました。
オフシーズンは、これまでと違いランニングのフォームを意識した年でした。何気無く買っていたランニングシューズですが、目的に応じてシューズを使い分けた年のような気がします。最後に購入した厚底もブームが凄く無視できなかったのを覚えてます。
最後に
今回は、私が購入してきたランニングシューズの前編として紹介させていただきました。思い返すと、初心者の頃からレーシーな靴を買う傾向があったのかなと思います。多分、上級者向けのシューズ=速く走れると錯覚していたのだと思います。結果、履きこなせず足や体にダメージを受け苦労しました。
2016〜2018年の間に色々なシューズを試しましたが、この時点でOn初代Cloudflowが1番トライアスロンに適したシューズと思っていました。
後編(特に2019年)はシューズの迷走っぷりが半端無いので、また記事を書きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。