評価:4.0点(5点満点中)
私は、トライアスロンショートのレースではソックスを履く事はないが、宮トラはミドルの大会でありランの距離が20kmある為ソックスを履くことにした。私が考えるソックスを履くメリットは次の通りである。
特に②の恩恵は、T2のタイムを数十秒犠牲にしてでも、得られる対価としては大きいと考えている。
レーシングラン・ナノグリップの基本情報
まずは、今回紹介するレーシングラン・ナノグリップの基本情報から。
メーカー | Tabio |
名称 | レーシングラン・ナノグリップ |
価格 | 2,200円(税込) |
タイプ | 5本指型/ラウンド型 |
素材 | ポリエステル 87% ナイロン 9% ポリウレタン 4% |
テクノロジー | 超極細繊維「ナノフロント」を採用 特許技術アーチサポート機能搭載 |
カラー 8種類 | ブラック/ホワイト/アイアングレー/マゼンダ/レッド/シトラスイエロー/ロイヤルブルー/コン |
レーシングランナノグリップを選んだポイント
それでは、何故レーシングランナノグリップを選んだかその特性を紹介したいと思う。
他のソックスとは違うグリップ力
抜群の「グリップ力」NANO GRIP
まず、他のソックスと大きく違う点は「グリップ力」だ。通常のソックスの滑り止めといえば、足裏にシリコンラバーが使用されグリップ力を高めている。しかし、このレーシングランナノグリップは、帝人の「ナノフロント」という超極細繊維が使用されており、繊維の凹凸によって大きな摩擦力が生み出している。
NANO GRIPのメリット
次にナノグリップの何が良いのか所感を述べたいと思う。まず1つ目として、繊維自体がグリップ力を生み出しているため、ナノグリップが使用されている全てが擦れ防止となる為、通常シリコンラバーが貼られているソックスよりグリップ力が強いということだ。
写真のグレーの面は全てナノグリップが使用されている。通常のソックスより明らかにグリップ力を感じることができる。
2つ目は履き心地だ。シリコンラバーが使用されていないため、足裏面の凹凸が無く履き心地が良い。気にならない人は気にならないと思うが、どうしてもシリコンラバーを使用しているソックスを着用すると、足裏に僅かな段差(極端な言い方をすれば違和感)を感じてしまう。その点ナノグリップは繊維自体が滑り止めの役割を担っているので違和感は全くない。
サポート力が十分備わっていること
レーシングラン同様サポート力は高め
レーシングランは、「最も好きなランニングソックス1位」を獲得するなど多くの市民ランナーの信頼を得ている。その中でもランニングに特化したサポート力はレーシングランの特徴と言えるだろう。今回紹介しているレーシングランナノグリップも名前の通りレーシングラン同様のサポート力を備えている。
土踏まずにかかる衝撃をアーチサポート機能で緩和
トライアスロンにおけるランは、バイクで脚を使っておりとてもフレッシュな状態とは言えない。私が特に重視するサポートは、土踏まずのアーチのサポートだ。
レーシングランのサポートの特徴は、特許技術でもるアーチサポート機能である。土踏まず部分をサポートする事で身体の負担を軽減してくれる。
またYヒールと呼ばれる踵のY字に見える部分はかかとの面積を大きくすることでズレを軽減してくれる。
履きやすい形状であること
トライアスロン用はラウンド型を選択
トライアスロンのソックスは履きやすいラウンド型を選択した。これは、サポート力の恩恵とT2のタイムのバランスを考えた結果だ。
マラソンでは5本指ソックスを愛用
5本指ソックスも私も愛用しているが、トライアスロンには向かないと考えている。指穴1つ1つに指を入れていくのは大変であるし、中腰の時間が長くなるためそこで脚が攣る可能性があるからだ。
もし、今年フルマラソンにチャレンジするようであれば、ナノグリップの5本指ソックスを購入したいと思っている。
実はレーシングランの5本指タイプも昔から愛用しているが、マラソンには5本指タイプをお勧めしたい。
薄手の生地であること
薄手のメリット
私は薄手のソックスが好みな為薄手のソックスを選ぶようにしている。暑い時期に開催される為厚手のものよりも通気性の良い薄手のものの方が良い。雨天の場合でも薄手のものであれば繊維に吸収される水分も少なくてすむし、炎天下の場合頭から水を掛けたり、ボランティアの方々からホースで水を掛けてくれるなどした時にソックスが濡れる可能性がある。
特許技術3D立体製法
レーシングラン・ナノグリップは、Tabioの特許技術である3D立体製法が用いられている。これにより足先が膨らんだ構造になっているため足入れもしやすく快適性も増している。生地が薄い+3D立体製法により足なかの快適性は他のソックスと比べて高いと思う。
靴のサイズによっては厚手もあり
ソックスの厚みは、シューズのサイズと足のサイズのバランスもあるので靴が大きいと思うのであれば厚手のソックスにするという手もあると思う。
カラーバリエーションが多いこと
今回私が選択したカラーはオーソドックスな「ホワイト」だが、カラーバリエーションが多いのもレーシングランの魅力だろう。
実際の使用してみての感想
サイズ感
私が購入したサイズはLサイズ(27-29cm)だ。私の足のサイズは左右共に268mmであり、良く購入するランニングシューズのサイズは27.5cmだ。これを元にサイズ感を書いていく。
Lサイズで問題無し
担当直入に言うとサイズは購入したLサイズで問題なかった。履き心地も良く、ランニング中にズレや違和感などはなかった。
公式サイトの推奨サイズは、Mサイズ!?
Tabioの公式サイトでは、自分のネットの足のサイズを基準にサイズを選ぶことを推奨している。公式サイトの推奨サイズはMサイズ(25-27cm)となる。Mサイズを買っていないので、Lサイズとの違いを検証することができないが、自分はLサイズを購入して満足している。
丈の長さ
丈の長さもちょうど良く、くるぶしが隠れるい程度の長さであった。夏に履くにも丁度良い丈の長さだと思う。
靴を履いた状態でも靴からソックスが少し顔を出す程度でバランスが良い。
サポート力をしっかり感じることができる
足入れした瞬間ソックスが土踏まずのサポートをしてくれていることがわかった。土踏まずをソックスが抱っこしてくれるイメージだ。また、T2を想定してあらましにソックスを履いてもYヒールによりヒールの位置がしっくり来るのも良かった。
通常私はランニングする時のソックスは、インナーファクトを履いている。インナーファストはとても耐久性があり、雨濡れに強いソックスで大好きだ。ただ、サポート機能は有していない。ここ1番のレースで速りたい人はレーシングランをお勧めしたい。
ソックスで自己ベスト更新
レーシングランナノグリップを購入して以降、スピード練習は必ずこのレーシングランナノグリップを使用している。(コース、靴を変えずに)10km,5kmの自己ベストを更新しているのでサポート力の恩恵といえるだろう。
購入は公式サイトがお得か?
今回は公式サイトを利用
私は普段、モノを購入する際は、Amazonや楽天などのECサイトを利用するが、今回のレーシングランナノグリップは公式サイトで購入した。
公式サイトで購入するメリット
靴下専門オンラインストア Tabio(タビオ) で購入した理由は次の通りだ。
品揃えが豊富
Tabioの製品に限られるが品揃えが他のサイトより多いと言うことだ。商品のラインナップ、カラーバリーションやサイズはやはり他のサイトと比べて多かった。はじめ私も楽天ショップでソックスを購入しようと思ったが希望のサイズが無かった為公式サイトで購入した。
また、公式サイトでは、ランニング用ソックス以外でもデイリーユースのソックスやビジネスシーンで使用するソックスなども合わせて購入することができる。実際ビジネスソックスはデザインが良く普通に欲しくなるデザインであった。
2足買えば送料無料
消費者からするとモノを買うときの送料は0円が当たり前の世界になっている。ソックスを買うのに送料がかかるのであれば私も公式サイトで買うことは無かっただろう。公式サイトでは3,000円以上の送料が無料になる。今回私は、レーシングランナノグリップとレーシングラン(足袋型)を購入したので送料が無料になった。Tabioの販売価格から見て2足以上ソックスを購入すると実質送料が無料になる。
実店舗よりも品揃えが豊富
Tabio(靴下屋)の実店舗でもレーシングラン等を取り扱っている店は少なく、足を運んでもお目当ての商品があるとは限らない。公式サイトでサクッと購入した方が時間の無駄にもならないだろう。
初回は10パーセントOFFクーポンが貰える
また、初回限定になるが、10%オフクーポンが貰えるので、他のECサイトなどのポイント還元率を考えても公式サイト で購入する方が安く手に入る。
公式サイトはこちらから
公式サイトは下記からアクセスできるので是非チェックしてみてほしい。
最後に
今回は、トライアスロンのグッズの中ではニッチな部類の「ソックス」のレビューを書いてみた。
トライアスロンレースでもミドル以上であればソックスを履いたほうが有利な場合がある。どうせソックスを履くのであれば良いソックスを使ってほしいと思い今回レビューを書いてみた。普段トライアスロンではスポットが当たりにくいソックスだが良い商品なので気になる方は是非試してみてほしい。