Shiv DiscのDHバーを交換した為に、ハンドルのグリップ部分が剥き出しになっていた。DHバーにもロードバイクのハンドル同様バーテープを巻くのが一般的だが、今回色々悩んだ結果Sync Ergonomics(シンクロエルゴノミクス)のタイムトライアルグリップセットを購入し装着する事にした。
Sync Ergonomics(シンクロエルゴノミクス)とは?
Sync Ergonomics(シンクロエルゴノミクス)は、オーストラリア発の自転車パーツメーカーである。中でもタイムトライアル(トライアスロン)バイクのパーツに特化しDHバーや、ベースバー、コックピット、そして今回購入したエアログリップなどを開発、販売している。前回紹介した51 SPEED SHOPも日本国内ではそこまでメジャーなメーカーではないと思うが、Sync Ergonomicsは51 SPEED SHOP以上にマイナーなメーカーではないかと思う。
Time Trial Grip Set(タイムトライアル グリップセット)
今回、私が購入したTime Trial Grip Set(タイムトライアル グリップセット)は、写真の通り大小2本づつの4本1セットで販売されている。
短い方が70mm(7cm)、長い方が90mm(9cm)であるで、説明書によると短い方がエクステンションバー(DHバー)長い方がベースバーと書いてあった。
主張しないブランドロゴもGood!!
グリップの厚みは2.5mmだ。私は普段バーテープの厚みは1.8mmを使用しているので、若干厚みを感じるかと思ったが、バーテープみたく巻いていない(重なる部分がない)為全く気にならなかった。
タイムトライアルグリップを装着
予想はしていたが嵌めにくい
今回、装着するDHバーは51 SPEED SHOPのものであるが、先端に滑り止め加工がしてある為、グリップがハメにくい事が予想されていた。
予想は的中した。力技で無理矢理入れ込んでいったが、約半分のところで諦めた。約5cmほど入れ込んだところで急に嵌まらなくなった。
因みに私は、DHバーには90mmのものを装着した。70mmだと若干短いように感じた。ベースバーは、そのままバーテープを巻いたものを使用予定にしている。ポジションが完全に決まりDHバーのハンドルの先端をカットすれば70mmでも問題ないであろう。
パーツクリーナーを駆使して滑らすように装着
人力での装着を諦め、パーツクリーナーを使用して装着した。パーツクリーナーを使用しても最後の方は若干嵌めるのに苦労した。残り1cmになったら、上から手のひらで叩くように嵌めたら意外とすんなり嵌まった。要領を掴んだ為2本目は5分程度で作業を終える事が出来た。因みに1本目は10分程度かかった。パーツクリーナーは速乾性がある為、装着後はすぐ乾き滑りやすい等の不具合はなかった。
ネットで装着方法を検索したら「ゴムのり」を使用して装着している人もいた。何れにしても何かアイテムを使用して嵌め込まないと難しいと思う。
装着できれば見た目は綺麗
エアログリップは、バーテープと違い嵌めるだけなのでとても綺麗に仕上げる事ができる。バーテープはどうしても技術的な差がつくのでその点ではとても満足している。
使用感
当たり前であるが、今回のグリップ装着によりDHバーを握り込み時の安定感は増した。また、路面の吸収も未装着時よりも効果があった。そして、握り込み時の厚さ、感触も好みのものになった。暫くはこれで速く腰を回復させて長距離で試してみたい。材質は滑りにくいもので、手で握ってもしっくりきそうだ。スパカズのバーテープの握り心地に近いと感じた。
最後に
今回は、DHバーのグリップ部分のアイテムを紹介した。私はSync Ergonomicsのエアログリップにしたが、購入先はSPORTS CYCLE SHOP Swacchiだ。生憎Amazon等での販売はない。もっと気軽に購入できるものとしては、プロファイルデザインのエアログリップなどがある。最後まで迷ったが、今回はSync Ergonomics製のものにした。
Shiv Discのハンドル周りの改造も残すはDi2のケーブルを繋げるだけとなった。(もう復旧作業になるが。)猛暑になる前に速く、速く長距離を走ってみたい。