SOUNDPEATS SPEACE とは?
SPACEは、SOUNDPEATSから発売されているヘッドホンだ。
SOUNDPEATSは、イヤホンのパイオニアとして業界を牽引しているが、ヘッドホンのラインナップはこのSPACEしかない。因みに発売日は2023年9月と発売されて日が浅いモデルだ。
過去、同メーカーのイヤホンを2つ紹介しているが、どちらもとても良い製品であった。今回は、ヘッドホンSPACEを各機能毎に詳細に評価しているので是非ヘッドホン選びの参考にしてほしい。
SPACEの基本的な特徴
タイプ | ワイヤレス/有線 |
形式 | オーバーヘッド型 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
Bluetoothプロファイル | A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID |
最大持続時間(本体) | 123時間 |
重量 (本体) | 264g |
サイズ (本体) | 165*187*85mm |
充電時間 (本体) | 2時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
マルチポイント | 対応 |
専用アプリ | 対応 |
通常価格 | 6,980円 |
アクティブノイズキャンセリング採用
SPACEは、アクティブノイズキャンセリングを採用し、あらゆるノイズをカットしてくれる。これに良り騒音環境下でも、より音楽や動画に没入する事が可能だ。
トランスペアレンツモード搭載
トランスペアレンツモードは、周囲の雑音を自然にフィルタリングしつつも、周囲の状況に気を配りながらリスニングを楽しめるモードだ。
高音質
ノイズキャンセリングと高音質の両立を目指して、SOUNDPEATS 専用設計の大口径40mmドライバーを採用しているので、楽曲の奥にある細かな音や響きを感じる事ができる。イヤホン専用のサポートアプリ「SOUNDPEATS」に対応し、音の波形をいじったり、プリセットのサウンドモードを選んだりすることで、楽曲の分野に合わせた設定や視聴環境に合わせた音作りを簡単に設定する事ができる。
快適な着け心地
オーバーイヤー型のカップと着け心地の柔らかい低反発ウレタン素材を採用いし、柔軟性と通気性のに優れており快適な着け心地を実現している。
脅威の123時間という再生時間
最大再生時間は脅威の123時間だ。1回充電を完了してしまえば長時間の動画鑑賞、音楽再生が可能となる。本体受電形式もUSB Type-Cと現在1番メジャーな形式を採用している。また、有線にも対応しているのでバッテリーが無くてもイヤホンジャックがあれば再生可能となっている。
スタイルに合わせて選べるカラー
SPACEは、ブラック、ホワイト、イエローと3種類のカラーラインナップがある。自分の好みに合わせて好きなカラーを選ぶ事ができる。特にクリーム色に近いイエローは他のメーカーでもあまり見かけないカラーとなっている。
いざ、開封の儀!!
以前紹介したGofree2と同様洗練されたパッケージで外箱もしっかりしている。(発売日からするとGofree2がSPACEに似ているというべきか。)
箱を開けると、イヤホンがズドーンと君臨している。私は3種類あるカラーのうち無難なブラックをチョイスした。
本体下の緩衝材(スポンジ)下に付属品が入っている。付属品は至ってシンプルだ。イヤホンジャック、充電用のUSB Type-Cケーブル、取り扱い説明書、アプリマニュアルのみだ。充電ケーブルは、USB-A&TypeC ケーブルとなっている。
SPACEの音質は?
(イヤホンと比べたら申し訳ないのかもしれないが)イヤホンと比べて段違いに音質は良い。私のSPACEの使う場面は、自転車のローラー台での動画や音楽鑑賞時や、筋トレ時の音楽鑑賞である。
Amazonプライムで動画を鑑賞したり、Amazon musicの他人のプレイリストを適当に聞き流しながらトレーニングを行なっている。
圧倒的な没入感
ヘッドホンを使用する事が今まで少なかったが、イヤホンと大きく違う点は圧倒的な没入感だ。動画にしても、音楽にしても集中出来る環境をSPACEが作ってくれる。
その没入により、長時間のローラー練習もあっと言う間に終了する事もあった。明らかにイヤホンよりも集中できると感じた。
また、筋トレ時もイヤホンよりヘッドホンで音楽(テンションの高め)を聴きながら行う方が、高重量を扱えると感じている。これも没入の恩恵だと思う。
おすすめはANCモード
個人的なおすすめはANCモードだ。ANCとはアクティブノイズキャンセリングの略でデジタル処理により騒音を掻き消すモードだ。ANCは特にジムで使うことによりジムのBGMや他の人の声、他人のトレッドミルの音などを掻き消しトレーニング(音楽)に集中する事ができる。
高音・低音のバランスについて
イヤホンで聴き慣れているせいか、低音の迫力がすごく、全体的にイヤホンより音質は良いと感じる。またアプリでより自分好みに調整できるのも良い。自分は初期設定で何の不満もないためアプリで細かく設定変更はしていない。
音漏れの有無について
オーバーヘッド型で完全に耳を覆ってしまうからだと思うが、結構な音量で音楽を聴きても音漏れする事は無い。安心して動画や音楽鑑賞をして欲しい。
SPACEは快適に装着できる?
GoFree2の装着感やサイズ、重量などの面でどのような印象を受けたかという点にも触れたいと思う。
装着感の評価
カップに使用されている低反発ウレタン素材が柔らかく、耳を優しく包み込んでくれる。頭が大きいせいかもしれないが、耳あたりは良いが、若干締め付けが感を感じた。それは、決して嫌な締め付けではなく個人的には、運動をしている際ズレる心配がないので嬉しく思っている。
頭の大きさに応じてアームの調節が可能なので、帽子を被っていても問題無く使用する事が可能だ。
SPACEのホールド感はトレッドミル(ランニングマシン)上でも安心して装着できる。室内はSPACEのようなヘッドホンを使う方が集中できると感じている。
サイズや重さについて
SPACEのサイズと重さについて考察したいと思う。
サイズや重さが大きければ大きいほど、装着時の負担が増える可能性がある。ヘッドホンの重量は264gでヘッドホンの中では、軽くも無く、重くもなくTHE普通と言える。実際付けた感じも軽くもないが、気になるくらいの重さでもない。
2〜3時間のトレーニング時で嫌になる事はない。座っての映画鑑賞や、ブログを書きながら音楽を聴くような場面では5時間位は平気で装着できる。
汗をかいてもそこまで嫌にならない装着感
私のSPACEの使い方は、基本ローラー練習時や筋トレ時など運動する時だ。特にローラー練ではメニューによっては滝汗をかくこともある。カップに使われてる材質によるのなのか特定は難しいが、汗をかいてもそこまで嫌にならないのだ。
数年前に使用していたヘッドホンはカップが汗で濡れ、その感触が嫌で頭にタオルを巻いた上からヘッドホンを装着していたが、SPACEではそのような事をしなくても快適に装着する事ができた。
SPACEで使用されているカップの素材は運動にも適していると感じる。汗で濡れても嫌な感じが少ない。(無いと書けば嘘になるので少ないと言う表現にしている。)過去私が使用していたSONYの MDR-CD900ST と比べても、運動に適しているのはSPACEだ。
SPACEの操作性はどうなの?
SPACEの操作性にも言及していきたい。まず、スマホとのペアリングについてはマニュアルを読む事なく直感的に出来た。ヘッドホンに電源を入れ、iphoneの設定画面(Bluetooth)でSPACEを選び接続するだけだ。他の操作も一々マニュアルを読む事なく直感的に使いこなせるが、中には知らないと操作が難しい(ややこしい)ものもある。
操作ボタンについて
SPACEの操作は、左側に1つ(ANCボタン)、右側に3つ(音量±ボタン、電源ボタン)の計4つのボタンで操作を行う。ボタンはタッチ式では無く、プッシュ式の為ボタン操作のミスは少ないと感じた。
操作は下の表に纏めている。基本的な操作(操作、次の曲、前の曲、一時停止、モード切替)は直感的に行う事ができる。私はこの機能さえ使えれば問題ないの良いが、SPACEの機能を余す事なく使いたい人は電源ボタンの操作を頭に入れておく必要があるだろう。
電源ボタンの操作バリエーションは、一時停止を含む6パターンもある。これは操作に慣れるまで少し時間がかかるかもしれない。逆にSPACEを使いこすには電源ボタンが鍵を握ることになるだろう。
再生/一時停止 | ヘッドフォンの電源ボタンを1回押す |
音量を上げる | ヘッドフォンの「音量+」ボタンを1回押す |
音量を下げる | ヘッドフォンの「音量−」ボタンを1回押す |
次の曲 | ヘッドフォンの「音量+」ボタンを1秒押す |
曲を戻す | ヘッドフォンの「音量−」ボタンを1秒押す |
電話を受ける/切る | ヘッドフォンの電源ボタンを1回押す |
着信拒否 | 着信中ヘッドフォンの電源ボタンを1回1.5秒押す |
通話切替 | 通話中ヘッドフォンの電源ボタンを2回押す |
手動でペアリングモードに変更 | 「音量+、−」ボタンを同時に5秒押す |
端末音声アシスタントモード(Siri等) | ヘッドフォンの電源ボタンを2回押す |
ANC ON/トランスペアレンツモード/ ノーマルモード切替 | ヘッドホンのANCボタンを1回押す |
ゲームモードを有効/停止 | ヘッドフォンの電源ボタンを3回押す |
接続性能について
次に、SPACEの接続性能について解説したい。SPACEはBluetooth5.3を備えており、各種スマートデバイスとの高速かつ安定的な接続が可能だ。範囲内であれば、離れた場所からでもスムーズに操作ができる。
また、一度ペアリングを行えば、次回からは自動的に接続される機能もある。これにより、毎回手間取ることなく、簡単にデバイスを使用することができる。さらに、複数デバイスとの同時接続も可能だ。これにより、1つのSPACEで全てを管理でき、操作の手間を大幅に軽減する事ができる。
SPACEのバッテリー性能は?
連続再生時間について
このSPACEの優れたポイントのひとつとして長い再生時間だ。1度の充電で最大123時間再生可能だ。私は去年の12月中旬からヘッドホンを使用しているが、1月30日時点でまだバッテリー切れを起こしていない。再生時間の長さは他製品のヘッドホンと比べても圧倒的と言える。
充電時間や充電方法について
充電時間は2時間となっている。再生時間(123時間)の事を考えると申し分ないだろう。
充電方法もメジャーなUSB Type-Cケーブルでの充電となっており、他の機器との互換性も高い。
気になる価格は?
相変わらずコスパはSOUNDPEATSの得意分野
SPACEもGofree2同様コスパは大変良いと思う。今まで紹介してきた機能を備え通常価格が6,980円となっている。これは製品がヘッドホンに変わってもSOUNDPEATSの得意分野であった。価格面から見ると、高性能でありながら低価格、つまりコストパフォーマンスが非常に優れているといえる。
正直、私の使い方は運動時の使用で若干乱暴な使い方をしているが、価格を考えるとガンガン使い倒すことに臆病にならなくて済む(笑)
他ブランドとの価格比較
SPACEと他ブランド製品とを見比べてみると、その価格が際立っていると言える。そのポイントを二つに絞って説明したいと思う。
SPACEの価格帯7000円前後での他社ブランドの製品を見ると、充電時間が50時間前後、有線式、モード切替が少ないものが多い。
SPACEの突出すべき点は、再生時間の長さ、ANCの優秀さ、イヤーパッドの素材だと個人的に思う。これらの点を踏まえ7000円以下で購入できるヘッドホンは少ないと思う。
他社製品と比較しても圧倒的なパフォーマンスを持つSPACEは、大変お買い得がある商品だといえる。
GoFree2の総評
総評をするに当たり私のSPACEの主な使い方は、ローラー練習時の動画視聴、筋トレ時、ランニング(トレッドミル)での使用だ。
高評価ポイント
ヘッドホンならではの高音質や没入感
イヤホンで音楽を聴くことに慣れていた私にとって、ヘッドホンで聞く音楽が全く違うものになった。高音質は勿論のこと、運動中の没入感はヘッドホンならではと感じた。
屋外での運動時はGofree2のようなオープンイヤー型を着けるべきだが、屋内トレーニングについてはヘッドホン1択といえるほどより上質な時間を過ごす事ができる。
程よいホールド感が、トレッドミル時でも落ちる心配が無い
もしかすると気になる人もいるかもしれないが、SPACEはしっかり耳を包み込んでくれ、また程よいホールド感がある。私にとってこのホールド感はトレッドミル時に落ちる心配がないので嬉しい。
イヤーパッドのウレタン素材が運動向き!?
イヤーパッドに使用されているウレタン素材が、ベタつきを抑え運動向きな点も個人的には高評価だ。汗で濡れても乾きも早いし、嫌な感じがしない。
脅威のバッテリー性能
123時間の再生時間は他メーカーを圧倒するスペックだ。まだ、充電をしたことがないが充電回数が少ないのは嬉しい限りだ。
優れたデザイン
これまであまり触れてこなかったが、機能性だけでなく、美しいデザインも高評価だ。シンプルでありながら機能性に優れたフォルムは、どんなシチュエーションでもマッチする。ユーザビリティとデザインのバランスが取れた製品といえる。自分がブラック1択であったがカラーラインナップがあるのも嬉しい。
良心的な価格設定
SOUNDPEATSの製品全体にいえる事がだが、消費者に配慮した価格設定は本当に嬉しい。この性能、デザインで通常価格6,980円だ。そして毎度の事ながら不定期でセールの開催やクーポンが発行されるため運が良ければ更に安く購入する事が可能である。SOUNDPEATSの製品はAmazonで購入するのが一般的なので検討している人はAmazonをチェックしてみてほしい。
改善してほしいポイント
音量+ボタンと音量−ボタンの位置
これは個人的な見解だが、右側に設定されている音量ボタン±を逆であれば更に操作感がしやすかった。これは慣れかもしれないが、個人的には音量+ボタンの方が、音量−ボタンより多様する事が多く、電源ボタンの横にある音量−ボタンの方が手で探りやすい。音量−を確認してその(自分から見て)手前の音量+ボタンを探すこの一手間がイマイチだ。
(使わないけど)電源ボタンによる各種操作
自分は、使う事はないが、電源ボタンによる6パターンの操作は慣れが必要だと思う。くどいようだが私は使うつもりは無く、使わなくても満足している。
まとめ:SPACEは買いか?
SPACEはその高性能と美しいデザイン、そしてコスパに優れたヘッドホンだ。私のように久々にヘッドホンを使う方やコスパに優れたヘッドホンを探している人にはおすすめできる製品と言える。
屋外での運動は、オープンイヤー型のGpfree2を使用してみて欲しい。
お得に購入できるクーポンコードの紹介
5%OFFクーポンコード:229SPACE01
コード有効期限:2024年2月1日〜2024年2月29日
このクーポンはAmazonでの購入時適用されるが、販売ページクーポンと併用可能という点が嬉しい。また、上記クーポンの有効期限が過ぎても不定期でメーカーがキャンペーンを行なっているので是非確認してみてほしい。