評価:5.0点(5.0点満点中)
ネタバレになりますが、ラッシュヒップめちゃくちゃオススメ!!
私は通常ランニングをする時は、スマホ・鍵・財布は必要最低限の装備としてランニングパンツのポケットに入れて携行している。
その時は、MMA(マウンテンマーシャルアーツ)というアパレルメーカーのパンツを履く時が多い。このMMAのパンツはランニングやハイク等に使用することを前提で設計されており、補給食やスマホが収納可能なポケットがちょうどいい大きさでデザインされている。そして、普段使いできるかっこよさも魅力だ。
しかし、これから夏に向けてランニングを行う時は、タオルや水分補給用のペットボトル等の装備品が増えてくる。流石に装備品が増えると、パンツの収納力では賄えない。以前は、ウエストポーチなどに入れたり、トレラン用のザックを背負い走っていたが、しっくりきていなかった。(ウエストポーチだと荷物が揺れシャツが捲り上がり、トレランのザック10ℓでも容量が大きくもっと手軽に走りたいと思っていいた。)
その時に、偶然出会ったのが今回紹介するパーゴワークスのラッシュヒップだ。ランニングシューズを見に行った時、このラッシュヒップを見てビビッときた。
普段は、慎重にアイテムの情報を収集して購入する私だが、このラッシュヒップはその日に衝動買いしてしまった。
私の直感が「このアイテムは良い」と判断したのだ。
基本情報
メーカー | PAAGOWORKS(パーゴワークス) |
名称 | RUSH HIP(ラッシュヒップ) |
価格 | ¥6,820(税込) |
発売日 | 2020年春 |
材料 | ストレッチメッシュ |
重量 | 95g |
サイズ | 270×90×10mm |
容量 | 1L(0.5L×2) |
付属品 | バンジーコード、コードロック |
ウエストサイズ | 63cm〜100cm |
カラー | ミッドナイト/スカイグレー |
細部紹介
ポケット
フロントポケット
フロントポケットはジッパーなどは無い。ストレッチ性のあるメッシュ素材に、ショックコードで荷物の揺れを防止する作りになっている。ジッパーが付いていないので、走りながら大事な荷物をスマートに出し入れできるのが特徴だ。
バックポケット
バックポケットもフロントポケットと同じ作りとなっている。容量は各0.5ℓだ。
ポケット内部①
開口部はかなり広く、メッシュ素材はストレッチ性の高いものになっている。内部は、ポケット等は無く部屋は分かれていない。
ポケット内部②
フロントポケットの内部には、鍵などの大事なモノを落とす心配がないようフックが装備されている。こう行った配慮もパーゴワークスのモノ作りの拘りが伺える。
背面部分
フロント部分
身体にギアが接触する背面部分には、少し厚めのパッドが施されている。他のウエストポーチを使用していた時は、荷物の形状や材質によっては身体に当たる部分が気になることもあったが、ラッシュヒップに血いては、パッドのおかげでそのストレスが軽減された。
バック部分
フロント同様にパッドが施されいる。厚めのパッドだが、全体的にパッドに穴が空いているので、通気性が良い。また、体の形に沿って装着出来る様に、3つの面で分けて縫製されている。
フィッティング部分
左サイド部分
左サイドのバックルにより着脱はワンタッチ。V字にレイアウトされたストラップがバッグをしっかりホールドしてくれる。
バックル後部
バックル後部分は、身体に直接当たらないように、カバーが付いている。(このあたりの細かい部分の配慮が凄い。)
右サイド部分
体へのフィット感を高める4点支持のショックコード。走りながらでも締め付けを微調整できる。
その他
重量
メーカー公式重量は95gでしたが実測で97gだった。(後日タグを切った状態で計測すると95gであった。)
公式重量とまったく同じで偽りはなかった。
見た目のボリュームからは考えられないほど軽量に作られている。
付属品
付属品として、バンジーコードが2本入っている。ベルトループに通して、ストックやゼッケンを取り付ける事が可能だ。
ベルトループ
下記、付属品であるバンジーコードを通す、ベルトループだ。合計8箇所あり、、ストックやゼッケンを取り付けることが可能だ。細かいところだが、ベルトループには反射素材が使われており、夜間ランニングでも安全だ。この反射材だが、とても視認性の高いものが使われている。面積は少しであるが、ライトなどが当たると確実に反射してくれる。
実際使用してみた感想
ラッシュヒップを使用してまず感じたのは、「本当にモノが揺れない」ということであった。MMAのパンツに施されたバックポケットや、サイドポケットも揺れを抑えるような工夫はされているが、多少の揺れは感じていた。しかし、このラッシュヒップは本当に揺れない。
びっくりするくらい本当に揺れません。
収納力
ポケットの収納力に関しては、必要十分だ。これ以上荷物が多くなるようであればザックを使用すれば良い。また、ジップが無い事によりアイテムの出し入れが走りながらアクセスしやすいのも良い。トレランで使用する場合は、補給食を入れても良いと思った。
実際に収納して走ったアイテム
- 財布(SAYAMA WORKS)
- ワイヤレスイヤホン(Powerbeats Pro)
- iPhone SE(代2世代)
- 500mlペットボトル ※実際のランは炭酸ではありません。
フロントポケット
フロントポケットには財布、ワイヤレスイヤホン、携帯電話を収納している。もう少しスペースに余裕がある。補給食などは何個か入れられると思う。
リアポケット
リアポケットには、500mlのペットボトルを収納した。形状にもよるが、ペットボトルを入れて場合、他のアイテムを入れることは難しいと考える。フラスクなどであれば、フラスク+補給食程度であれば収納可能だろう。
装着感
ウエストポーチにありがちな、Tシャツがめくれ上がる事が無く快適に走る事ができた。
そして、走行中、足を止める事なくウエストの調整が行えた。走行中はウエストを調整する場合は、右サイドのショックコードで調整する事が多いと思うが、左サイドのバックル部分も片手で調整(絞る)することが出来た。
ウエストの調整は、収納していてた物が減る(補給食を食べる、フラスコの容積が小さくなる 等)場合必要となるので、走りながら簡単に調整できるのは非常にありがたかった。
出張時でも大活躍
出張時は、ラッシュヒップを携行して朝ランニングを行う事が多い。
コンパクトであるためラッシュヒップを持って行ってもさほど荷物になる事は無い。安心して携帯、財布をもったままランニングを行う事ができる。
総評
このアイテムは間違いなく満点評価に値する。
作り込まれたデザイン、機能性、価格全てにおいて高評価だ。
モノを入れた状態で全く揺れないランニングベルトはラッシュピップ位では無いだろうか。
この揺れ無さは感動レベルに値する。
ランニングベルトを探している人は是非この感動するランニングベルト「ラッシュヒップ」の購入を検討してみてほしい。
通勤ランニングを検討している人に読んでほしい記事
ラッシュヒップの購入がきっかけですっかりパーゴワークスの虜になった私。
最近、通勤ランニングを始めたがその時に使用しているいるバックパックもパーゴワークスを使用している。
「ラッシュ20」という容量20ℓのリュックだ。
この商品も非常におすすめ度の高いアイテムだ。
rush