レース

ASTCアジアトライアスロン選手権について②

みやわた

みなさんこんにちは
今回も、前回に引き続き広島で開催されたASTCアジアトライアスロン選手権について書きたいと思います

 前回は用語説明で終わってしまいましたが、今回はトライアスロンの雰囲気を感じてもらえたらいいなと思ってます。今回のレース私はエントリーしておりませんが、多くの仲間、知り合いが参加して久しぶりのレースを楽しまれてました。

コースについて

 今回のコースマップは下記になります。(エリート)
 Swim 1.5km (0.75km×2Laps)
 Bike 40km (5.5km×1Lap、5km×6Laps、4.5km×1Lap)
 Run 10km (2.5km×4Laps)
 このSwim 1.5km、Bike 40km、Run 10kmをオリンピックディスタンス(OD)と言います。名称通りオリンピックで適用されている距離になります。(ショートディスタンス、スタンダードディスタンスと呼ばれることもあります。)
 比較的トライアスロンの大会は郊外で行われることが多く、バイクコースについてはこんなに周回する事は稀ですが、都市型と呼ばれるトライアスロンについてはありがちなコースになります。今回行われた廿日市もそれなりに栄えており交通量も多いエリアになります。
 また、今回はコロナ蔓延防止のため基本無観客で行われましたが、周回コースの良いところは応援者にとって何回も選手を見ること(応援できること)がメリットです。

引用 アジアトライアスロン選手権廿日市 HP

スイムコース

 Swim 1.5km (0.75km×2Laps)
 スイムコースもトライアスロンの大会によって各々異なりますが、1周回のコース(1.5km×1Lap)、2周回のコース(0.75km×2Laps)、3周回のコース(0.5km×3Laps)が多いです。スイムが苦手な方は3周回のコースの大会に参加する事をお勧めします。
 コース上にはブイと呼ばれる大きな目印が設置され折り返し地点や、コース作成上そこを通過しなければならないルールになっていてりします。このブイの辺りは人が混み合うのでエリートの方であればバトル(駆け引き)があったり、エイジでスイムが苦手な人は溺れるリスクが高くなるゾーンなので気をつけて下さい。
 今回もブイは設置されておりました。

バイクコース

 Bike 40km (5.5km×1Lap、5km×6Laps、4.5km×1Lap)
 全8周回のコースです。
 今回のコース決して勾配はキツくないですが(と言ってもキツい)地味に長い坂を8回も登らないといけないため見た目以上にきつそうなコースでした。

みやわた

8周回もあると自分が今何周目か分からなくなってしまいそうですね^^;
周回が多いと1周の距離が短く7周回、8周回どっちだっけ?ってなりそうです。

 選手が使用していたロードバイクについて

 選手(エリート)が使用しているバイクですが、目測でディスクブレーキタイプ4割、リムブレーキタイプ6割か、五分五分かといったところでした。ディスクブレーキの使用率が上がって来ていると感じました。
 エイジの選手については、まだまだリムブレーキタイプの自転車が多かったです。
 今後、ロードバイクの購入を考えられている方は用途にもよりますがディスクブレーキタイプの購入を勧めます。時代の波には乗っておいてほうがいいです。

ランコース

 Run 10km (2.5km×4Laps)
 ランコースについては、エリート、エイジでコースが違いましたがエリートについては、ほぼバイクコースと同じでした。あの坂道を4回も登っていくなんてすごいです。エリートのランのタイムは31分台と私には考えられないくらい早いです。

エリート選手が使用していたシューズについて

ナイキ1強ではなくなった!?

 昨年はコロナウィルスの関係で軒並みレースが中止になった為、2年前との比較となりますが、トライアスロンの世界(OD)もランシューズについてはナイキの厚底を使用している選手が大半でした。
 今回の大会で選手の足元を見てみるとナイキの厚底を履いている方は確かに多かったですが2年前と比べると使用率が低くなってました。各社挙って厚底シューズを開発して選択肢が増えた為かもしれません。勿論厚底以外のシューズを履いているもいらっしゃいましたが少数派でした。

厚底を履けば速くなるという訳ではない

 このブームに乗り、ランニングを始めたばかりの方がエリートが使用している同じモデルの靴が気になると相談に乗ったこともあります。しかし、買わない方が良いよとアドバイスしてます。詳しくは別の記事にまとめてみたいと思います。

最後に

 今回身近な場所で大会が開催され、また仲間が参加している姿を見て、早くトライアスロンに出たいという気持ちが大きくなりました。このような時世なのでトライアスロンを生でみるのは難しいと思いますが、生で見ると選手の頑張りやスピード感を肌で感じ取れるので面白いです。
 私もトライアスロンデビューの1年前にまずエイジの方の頑張りを見て来年は選手として参加しようと決断したのを覚えております。
 今回の大会はYouTubeで生配信され今でも見ることができるので是非見てみて下さい。