トライアスロンは3種目あることから購入するアイテムも他のスポーツと比べて多いスポーツだ。多くのトライアスリートはフルタイムワーカーで限られた予算の中でトライアスロンを楽しんでいるのではないだろうか。私も、小遣いの範囲という限られた中でトライアスロンを楽しんでいる。
限られた予算の中でトライアスロンを楽しむ為に活用してもらいたいのが、今回紹介する海外通販サイトだ。今では数多くの海外通販サイトあり消費者も購入するアイテムによって選ぶ事ができる。そして、日本では考えられないくらい安く価格で販売されていたり、日本では販売されていないアイテムも取り寄せる事ができる。
購入するアイテムによっては、日本の価格の半値以下で手に入れることもできるぞ。
はじめに
まず、海外通販サイトを紹介する前に注意点を書いていきたい。価格面においてとてもメリットを感じる海外通販サイトであるが、逆に考えると何故同じアイテムなのに日本正規代理店で販売されるアイテムが高いかという事を考える必要がある。
日本正規代理店で購入するアイテムは代理店の責任の元、検品、流通、マーケティング、補償、補修用パーツの管理等消費者には見えないコストが発生している。とかく消費者に直接関わる部分(恩恵教授)は補修用パーツの調達が容易さと万が一の補償を受けれる事だ。日本正規代理店で高く購入するには高く購入した分だけメリットがある事を忘れてはならない。
海外通販でアイテムを購入した場合、そのアイテムが不良であった場合は購入サイトと直接交渉する必要があったり、並行輸入品の為日本正規店での修理、補修をしてもらえないリスクがある。
少し、海外通販を躊躇させるような事を書いたがそれを差し引いても海外通販を活用するメリットは十分あるので上手に付き合って欲しい。
海外通販は安心
海外通販サイトが日本語対応した事により、今では国内通販サイト同様の手軽さで商品を購入できるようになった。本当に誰でも手軽に海外通販を利用できる環境だ。
一昔前までは、怪しい海外通販サイトを利用して商品が届かない事や、不良品、偽物が送られて来たなどトラブルを聞く事もあったが、今ではそのような悪質サイトは淘汰され今回紹介するような有料サイトを利用すれば上記のようなリスクは無いと言って良い。
例え商品が届かない場合や、不良品であった場合でもメールや、チャットで商品追跡や、返品処理等アフターフォローもしっかりしている。
このような情報は至るところで入手できるので、
「海外通販=怪しい」
と思う人はもう少ないと思いますが断言出来ます。しっかりとサイトを選んで活用すれば
「安心」だ。
海外通販のメリット、デメリット
メリット
購入価格が安い
メリットとして第一に出てくるのはその購入価格だ。日本で販売されている半値以下で購入できるアイテムもあるのだ。
日本未発売モデルも手に入れる事ができる
また、日本未発売アイテムや、日本正規代理店で販売が終了したアイテム、在庫が無くで次期入荷が未定であるアイテムについても海外通販サイトに取り扱いがあれば簡単に購入することが出来る。
体験談①
現在私が愛用しているMAVICのトライシューズも海外通販で購入したアイテムだ。海外通販する前にMAVICに直接国内にトライシューズの在庫を確認してもらい、国内在庫が無く、また次期入荷も未定との事だったので海外通販で購入することにした。
購入価格も、日本国内で購入するより約2万円ほど安く購入する事ができた。当時の私は安く購入できた喜びよりも、欲しいアイテムを入手できた方が大きかった。(実際国内販売店で購入を計画していた。)このように日本で取扱が無いアイテムも海外通販サイトを探せば見つかる場合があるのでチェックしてみて欲しい。
余談であるが、私が問い合わせたMAVICカスタマーセンターは卸売専用のところで、一般消費者の問合せは本来してませんと怒られました (汗)
(しかしながら、在庫や入荷予定などは教えて頂いた。)
デメリット
日本正規代理店の補償を受けられない
デメリットは、冒頭の「はじめに」にも書かせてもらったが、並行輸入品になるので、日本販売店(販売代理店)の保証受けられない事だ。また、アフターケアも並行輸入品となれば対応してもらえるか不透明なところである。これは、安く購入できる代わりの負債と思ってもらいたい。
商品到着までに時間がかかる
やはり商品注文から到着までで一定の時間を要す。国内通販であれば最短翌日に商品が到着するが、海外通販は早くても到着まで1週間はかかる。緊急で使用するアイテムの購入はやめておいた方が無難だ。
不良品や返品処理が国内販売店よりも手間
まず、不良品が送られてくる事自体が稀だが、不運にも不良品が送られて来た場合は返品処理が必要だ。海外通販サイトでも返品処理はしっかり対応してもらえるが、メールやチャットのやり取りの為時間と手間がかかってしまう。
体験談②
コロナ禍で消耗品アイテム購入に海外通販を利用した。過去何度も海外通販を利用していたので商品到着まで時間を要すことは知っていたが、30日以上経っても商品が到着しなかった。通販サイトに商品の所在を確認するも、運送会社の配送ステータスが変更されないので追跡できないとのこと。待つこと(商品発送通知から)45日後商品は無事到着した。
コロナ禍により運送スケジュールに大幅な遅れが生じているようだ。今後コロナが落ち着くまでは、より商品到着までに時間が要す可能性がある事を念頭において商品を購入して欲しい。
海外通販の活用法
次に私の海外通販の活用法について書いていきたい。日本正規販売店経由で購入するより安く買える場合が多い海外通販であるが、海外通販に適しているアイテムと控えた方が良いアイテムがある。私が考える海外通販に適しているアイテムと控えた方が良いアイテムは次の通りだ。
海外通販に適しているアイテム
私が、海外通販を利用して購入するアイテムで気を付けている事は、海外通販のデメリットである国内保証を適用できなくても良いアイテムを選ぶ事だ。メーカー補償を受ける必要のない消耗品や衣類などを購入する事が多い。
スイム編
スイム用品は、メーカー補償を受ける必要性が無いアイテムが多い為比較的海外通販に適したアイテムが多い。
- スイムウェア(水着)
サイズさえ分かれば日本では販売されていないメーカーの水着や、国内で販売されているウェアより安く購入できる場合が多い。 - ウェットスーツ
意外に穴場なのがウェットスーツ。初めて購入するウェットスーツは競技を続けて行く内に体型が変わるので安いウェットスーツを購入する事をおすすめする。 - ゴーグル
スイムウェア同様日本で販売していないメーカーのものや国内で販売されてる価格より安く購入できる場合が多い。 - スイム練習道具
日本で販売されていないスイムグッズが多数ある。
バイク編
私の中でバイク道具で海外通販で購入するアイテムは消耗品が多い。後ほど、海外通販に適さないアイテムでも紹介するが、ロードバイク本体やホイールの購入(特に本体)は辞めた方が良いと個人的には思う。
- 消耗品(タイヤ、チューブ、ブレーキシュー等)
ロードバイク用のタイヤは国内で購入する場合高いもので1万/本くらいするものがあるが、海外通販を利用すると半値近くで購入できる場合が多い。また、高級チューブ(ラッテクス、TPUチューブ)なのも安く購入できる。 - サングラス
サングラスも個人的にはメーカー補償が不要と考えているので海外通販を利用する事が多い。オークリーのサングラスなど国内で購入するより数万円安く買えてしまう。 - バーテープ
消耗品の類になるがバーテープも海外通販を利用すると安く手に入る。過去リザードスキンズのバーテープを900円で購入できたこともある。 - ステム、サドル、ハンドル
ポジション出しの時に必要となるこれらのアイテム。比較的交換も自分で行いやすいので手が出しやすいアイテムだ。高級アイテムほど海外通販で安く購入できる傾向がある。 - 練習用サイクルジャージ
サイクルジャージもかなり安く購入する事が可能。ロードバイクを始めた方にもおすすめアイテムだ。
ラン編
ラングッズで海外通販を活用して欲しいのアイテムはウェア類だろう。私は、海外通販でランニングシューズを購入した事は無いので今回適したアイテムからは除外している。
- ウェア類
バイクウェア同様安価で品質の良いアイテムを購入できる。特に夏場で練習用ウェアが多数必要な場合は纏めて購入できる安さが嬉しい。 - サングラス
サングラスも個人的にはメーカー補償が不要と考えているので海外通販を利用する事が多い。オークリーのサングラスなど国内で購入するより数万円安く買えてしまう。
その他
- プロテイン、サプリ等の健康補助食品
良質でコスパの良いアイテムを購入する事ができる。私は、プロテイン、プロテインバー、サプリを良く購入している。日本で販売されているプロテインに比べプロテイン含有量が高いものや、糖質が少ないものが多い。 - 補給食
日本に正規取扱店が無いメーカーの補給食を購入する事ができる。私もどうしても試してみたい補給食を海外から取り寄せたことがある。
海外通販に適していないアイテム
私が考える海外通販に適していないアイテムは次の通りだ。
ロードバイク本体
自分でメンテナスが出来る方を除き海外通販すべきでないアイテムと考える。特に初めてロードバイクを購入する方は絶対止めるべきだ。バイクショップへ行きショップ店員と相談の上サイズを決定した方が良い。バイクのサイズを間違えてしまうとバイク本来のポテンシャルを十分に活かす事ができないからだ。また、本体を購入したバイクを持ち込めばショップでメンテナスをしてもらえるだろう。ショップによっては海外通販で購入したものの修理、点検を断るところもある。
ロードバイクのフレーム
ロードバイク本体と同様、フレームから自転車を組める人であれば問題ない。一般的にフレーム持ち込みで自転車を組んでくれるバイクショップは少ない。
ロードバイク用ホイール
ロードバイク用ホイールについては、考え方によって扱いが変わってくる。日本正規販売店より確実に安く購入できるホイール。くどいようだが、国内メーカー補償を適用できない。メーカー補償も受けない覚悟で自分が欲しいホイールが安く買えるのであれば買っても良いかもしれない。ホイールも個体差があるのでフレやスポークのテンションの調整が必要な事も忘れてはならない。
シューズ類
シューズはウェア類に比べてサイズがシビアな為海外通販に向かないアイテムだ。事前にサイズが分かっていれば良いが、サイズが合わない場合は無駄銭になってしまう。(サイズ交換は通販サイトの落ち度が無い場合を除き対応不可な場合が多い。)
海外通販のサイト紹介
ここからは、安全性の高い海外通販サイトの紹介をしていきたい。今から紹介する海外通販サイトは私が実際使用した事がある通販サイトなので安心して活用して頂きたい。
Wiggle(ウィグル)
おすすめ度 5.0/5.0点満点中
まずは、海外通販といえばWiggle(ウィグル) と言っても良いほど海外通販サイトではメジャーなサイトだ。私も1番最初に利用した海外通販サイトがwiggleだ。日本語対応で日本の通販と遜色無くショッピングを楽しむ事が出来る。また、使いやすさに加えWiggleは品揃えも豊富だ。トライアスロングッズも多数取り揃えている。
私が初めて利用した時に、ウェットスーツ、トライスーツ等のトライアスロングッズを購入した思い出がある。9,500円以上の購入で送料無料になる。しかし、追跡番号は付与されず、配送状況を逐一確認することは出来ない。問題無く、配達されると思うが心配な方はオプションで追跡番号有りに変更する事が出来る。(サイズによって価格変動有)
Chain Reaction Cycles(チェーン リアクション サイクルズ)
おすすめ度 4.0/5.0点満点中
このChain Reaction Cycles日本語対応だ。トライアスロングッズの取り扱いはほとんどないがが、ロードバイクのパーツの品揃えはかなり良い。Wiggle同様9500円以上の購入で送料無料になるが追跡番号は付与されず、配送状況を確認することはでない。オプションで追跡番号有りに変更する事が出来る。(サイズによって価格変動)
このサイトでもタイヤ、ステム等ロードバイクグッズを何回か購入実績があるが安心して使えるサイトだ。ウィグルと違いトライアスロングッズの取り扱いが無い為、送料無料を狙うためにはロードバイクグッズのみで9,500円を超える必要がある。その為星4評価にしているが品質はWiggle同様安心できる。
My Protein(マイプロテイン)
おすすめ度 4.5/5.0点満点中
プロテインも比較的早い段階で利用したサイトだ。とにかく品質の良いプロテインやサプリメントが安い。(ここで購入し始めると他社では購入するのが馬鹿らしくなるくらい安い。)
また、マイプロテインは定期的にセールを行っており特にゾロ目(8月8日)やハロウィン、クリスマスなどイベント行事の時に開催される傾向がある。もちろん日本語対応で8,500円以上の購入で送料が無料になる。
マイプロテイン紹介制度

ここで、1つ私がお得になる(もちろん購入者にもメリットがある)情報を1つ紹介させて欲しい。初めてマイプロテインを使用される方(新規アカウントを作成される方)に上記コードを登録時入力してもらうと相互に1,500円分の割引クーポンが配布されるのだ。
もし、マイプロテインに興味があり初めて購入を検討される方はクーポンコードMIYAZAKI-R4を記入して欲しい。
関税、消費税等
関税、消費税
海外から商品購入する際に発生する費用として関税、消費税がある。海外通販が初めての方については気になる項目だと思うので簡単にポイントをまとめておく。
関税
関税とは、外国から買ってくる商品(輸入品)に掛けられる税金のことである。
関税額は基本的に下記にて計算する事ができる。
関税額=「課税対象価格」×「関税率」
課税対象価格とは、商品が日本へ到着するまでの各料金(商品代金+保険料+運賃)の合計額の事を指す。
関税額決定のポイント
ポイント①
個人輸入の場合「課税対象価格」が本来の計算額の60%で良い。
ポイント②
課税対象額が、10,000円以下の時は、基本的に関税が無税となる。
ポイント③(ポイント①+ポイント②)
個人輸入の場合、課税対象額が16,666円以下の場合は基本的に関税が無税となる!
また、仮に16,666円以上購入した場合であっても、ロードバイクのパーツ等は基本的に関税率が0なため関税が発生しない。
因みに衣類は関税が発生する為、16,666円以上の場合は関税が発生する事は知っておいてほしい。因みに衣類の税率だが、簡易税率(課税価格20万円以下に適用)で10%である。
消費税
消費税は関税と違い全ての商品に対して発生する費用になる。但し、関税同様、課税対象額16,666円以下であれば無税となる。16,666円以上であると消費税が発生するが、ポイント①により実質課税価格の6割に対して課税されますので、現在消費税10%の場合は約6%と考えて頂いて問題ない。
本当は、関税額に対しても消費税は発生するが、
微々たるものと思うので気にしなくて大丈夫だ。