「やっぱりトライアスロンって最高ですね。」
4年ぶりにトライアスロンレースに参加した。参加したレースは地元広島(もう本当の地元山口よりよりも住んでいる期間が長い)で開催された「みやじま国際パワートライアスロン大会2023FINAL」だ。名前の通り今回でこの大会は終了となる。広島在住のトライアスリートにとっては、この大会への思い入れは深くとて今回で終了となるのは本当に寂しい。
前日受付
選手登録はフェーリーに乗って宮島へ
今回は前日受付に宮島へ渡る必要があった。封筒にフェリー乗車券が同封されていたので選手は無料で宮島へ行くことができた。
G7サミットの影響か、宮島には多くの観光客が訪れていた。中でも外国人観光客がサミット以前より多い気がした。
今回選手登録を行なわれた「etto宮島交流館」こんな施設があったとは。全く知らなかった。ゼッケンNoを受付に言って選手支給品を渡された。
気になるTシャツのデザイン
エントリーの段階でTシャツが支給される事は解っていたので、今回最後になる大会Tシャツのデザインは気になるところ。デザインは、、、、
良くも悪くも無難なデザイン。色もブラックで無難。無難✖️無難。
奇抜なデザインよりは全然有りだ。
選手登録後は厳島神社へ
選手登録を済ますと選手は厳島神社へ無料で入る事ができ参拝できた。
チームメイトと一緒に参拝をし明日のレースの無事終えれる事、完走できる事を祈った。
前日バイク委託
当日のバイク委託も出来たが、当日バタバタしたくなかった為私は前日バイク委託を行った。バイクチェックを受け指定の場所へバイクを掛けた。
レース前日から当日にかけては、雨が降る予報は無かったが念の為100均の自転車シートを持って行き自分のバイクに掛けておいた。(悪戯防止にも効果有)
レースレポート
コースガイド
今回のコースは、Swim2.5km,Bike55km,Run20kmのミドルディスタンス。Swimは数日前のアナウンスにより1.5kmへ変更された。
コースは1Wayコースでスタートから県北へ登っていくコースとなっており、完走しがいがあるタフなコースだ。
スイム編
今回のスイムコースは、前回大会までとはコース違う。前回大会までは宮島から対岸へ渡るコースであったが今回は大野沖を2周回するコースに変更となっていた。
レース数日前のオンライン競技説明会で2.5km→1.5kmへ短縮されるというアナウンスがあった。潮流の影響みたいだ。
スイムスタートは、12名10秒間隔でのローリングスタート形式。はじめてのポンツーンからのスタートであった。(頭からの飛び込み禁止)
瀬戸内の海はお世辞にも綺麗ではなく視界は悪い。ヘッドアップを駆使してコースを確認。ローリングスタートのお陰か今回スイムバトルはほぼ無かった。(たまに足を掴まれたりしたが。)
スイムアップ場所が狭く最後フン詰まり状態になったが無事スイムアップ。
第5の競技「スイム→ラン」(T1まで)
今回、スイムアップの場所からT1エリアまで約700mのランがあった。そのランもほぼ登りで個人的には、第5の競技と思っていた。
よってスイムアップの場所にランシューズを置いておく事が推奨され、そのためのエリアも準備されていた。
ウェットを上半身だけ脱ぎランニングシューズを履いて走る。中々経験できないことを経験できた。
バイク編
バイクは自分が1番得意とするパート。
バイクコースは55kmとミドルの大会では短めだが、高低差850mあるタフなコース。脚を使うところと休めるところを間違うと痛い目にあるコースだ。
今回の失敗①
バイクパートでトラブルが起きた。サイコンにパワーメーターとケイデンスセンサーがリンクしない。。バイク洗車を依頼した後サイコンとバイクセンサーをリンクさせていなかった事が原因かわからないが、普段パワーメーターの数値を見ながら自分の状態を把握する自分にとっては痛恨のミスであった。
バイク序盤から、同じチームメイトのS崎さんとT2へ向かった。S崎さんはスイムが速いにも関わらずエントリー時の手違いで後方からのスタート。そのお陰?かバイク序盤で合流できた。
同じチームメイトという事もありドラフティングを取られないように注意しながら走った。次々と選手を追い抜き、T2へ。バイクシューズをペダルにつけたままのバイク降車も練習の成果かスムーズに行えた。
結局バイクで抜かれたのはS崎さんだけだったと思う。
ラン編
T2でランニング用の靴下を履きランニングシューズを履き替えると、妻と娘を発見!娘とハイタッチをしてランニングへ。
頑張ってゴールをするぞと意気込んだが、程なくして(ハイタッチ後1分)トラブル発生。
今回の失敗②
水分補給とミネラル補給が足りていなかたのかランスタート500mで両足が痙攣した。初めての経験であった。騙し騙し走っても仕方がないと思い1度脚を止め両足をマッサージ。タイミングは遅いがここでミネラルを補給した。数分後なんとか走れる状態となった。
前半は自分との戦い。ランコースはざっくり言うと5キロ平坦、7km登り、5km下り、3km平坦の合計20km。特に前半の7kmは自分との戦いだ。1度爆発した脚を再度爆発してはいけないと思い、臨界点を探りながらランを続けた。
気持ちよく走る予定であった為カーボンシューズを導入していたが裏目に出た。カーボンの反発が筋肉に響いた。
後半に入ると脚の状態も少し回復し、ゴールは出来ると確信した。最後までガッツで走り切った。
念願のゴール
フィニッシュのウッドワン美術館が見えた時は安堵した。ゴールできると。
ゴール前には応援に来てくれていた妻、娘も待っていてくれて、念願の同伴ゴールを実現する事ができた。娘との同伴ゴールは今回が初めて。今回最後となる宮トラで同伴ゴールができて本当に良かった。
レース結果
レース結果は、総合49位/602人中、年代別7位/54人中の結果となった。正直な感想としては、数ヶ月のトレーニングでここまでできたのはまずまずの結果と思うと共に、やはり自分のブランク期間、中継続してトレーニングされていた人との積み重ねの差を感じたレースになった。
これから鍛錬してもっとパフォーマンスを上げたいと思えるレースだった。
最後に
本当に楽しかった「宮トラ」
レースタイム(結果)は置いておいて、今回の「宮トラ」は本当に楽しい大会であった。過去1楽しんだレースだっと思う。チームメイトが多数参加、地元開催ということもありトライアスロンを通じて知り合った方と再会もできとても嬉しかった。
辛いコースだからこそゴールした時の達成感も大きかった。
大会に携わった全ての人に感謝
トライアスロンをやっていると大会が開催されるまでに多くの方が関わっている事がわかってくる。そしてその大変さも。
家族
ここ数ヶ月はトレーニング量が増え家を空ける事が多くなっていたが応援してくれた妻、暑い中応援してくれた娘に感謝。
チームメイト(とその家族)
トレーニングの時は切磋琢磨し、レース本番では激励し合う事が出来たので最後まで諦める事なくゴールが出来たのだと思う。そして同じチームメイトが多数レースに出場しているのは精神的にも心強かった。また、チームメイトやその家族の応援にも力をもう事ができた感謝しかありません。
応援をしてくれた方々
トライアスロンを通じて知り合いになった方々の応援も力をもらった。久々のトライアスロン復帰もあり数年ぶりに顔を見た人もチラホラ。懐かしさと応援してくれているという嬉しさで力を頂いた。
また、近隣住民の方々の応援や、知らない人も応援していただき感謝。
大会運営の方々
素晴らしい「宮トラ」を経験する事ができたのは、大会運営の方々の努力があってのもの。今回色々な調整等大変だったと思うが大会を開催して頂き本当に感謝しかない。