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今回は、私が通勤ラン用に購入したRUSH20を紹介したいと思う。梅雨も明け日中ランニングをするのは少し億劫な方もいると思う。通勤ランはまだ日が昇っていない為比較的熱中症リスクが低い中ランニングを行う事ができる。
また、通勤+トレーニングと時間を無駄にする事なく、フルタイムワーカーには貴重なトレーニング時間を確保出来る優れものだ。
日頃、中々トレーニング時間が確保できない方は、通勤ランでトレーニング時間を確保する事を検討してほしい。その時、通勤ラン用のバッグに迷ったらこのRUSH20を使用すれば間違ない!
何故RUSH20を選んだか…
私は製品を購入する際は、色々調べて比較した上で納得して商品を購入する。今回もこのRUSH20を購入する前に色々なメーカーのバックパックも検討した。
何故RUSH20に行き着いたか。また、決めては何かと問われると「直感」である。
とは言っても、以前同メーカーのラッシュヒップを購入してその製品が物凄く良かった為パーゴワークスは信頼がおけるブランドであるという確信があった。
そして、その直感はラッシュヒップに引き続き正解だと確信している。
「RUSH20」のスペック
基本情報
メーカー | PaaGoworks(パーゴワークス) |
名称 | RUSH 20(ラッシュ20) |
価格 | ¥17,600(税込) |
発売日 | 2019年 |
主材料 | 100Dナイロン |
重量 | 550g |
サイズ | 420×260×180mm |
容量 | 20L(ポケット含む) |
付属品 | レインカバー、バンジーコード、コードロック |
カラー | ミッドナイトグレー |
「RUSH20」の各部紹介
外観
カバー部ポケット
ラッシュ20のカバー部分(本体上部)にチャック付きのポケットがデザインされいる。素材はメッシュ状で伸縮素材が使われいる。見た目以上に収容力がありそうだ。自分は、防水カバーを忍ばせている。
チャック部分にもパーゴワークスのこだわりが詰まっている。このチャック部分指の引っかかりがとても良く非常に使いやすい。走りながらでも、チャックの開け閉めが行いやすい。
ショルダーポケット
ショルダー部分のポケットは、左右2ヶ所デザインされている。下側のポケットはドリンク用、上側のポケットはスマホや補給食を入れるのに最適の大きさだ。
ただし、スマホ+500mlペットボトルを上下のポケットに収納した時は、スマホの取り出しは少しタイトな感じはある。
サイドポケット
サイドポケットは、カバーやチャック等はなく走りながら直接アクセスが可能だ。チャック等はなくても、深さがあるため、揺れによる荷物の落下も心配しなくて良い。
また、このサイドポケットは左右繋がっているため、長尺物を入れることができるし。走りながら脱いだウェアなのを突っ込む事ができそうだ。ランニング時でもわざわざ足を止めてウェアをしまうことが無い為非常に使いやすい。
視認性が高い反射素材使用
ラッシュヒップでも使用されいた反射素材がこのラッシュ20でも使用されている。使用されて部分は片方で4ヶ所の合計8ヶ所。それに加えて「RUSH20」のロゴにも反射素材が使用されいる。この反射素材、面積こそ少ないが反射力が非常に高くライトを当てた時の視認性はとても高い。
背面部はメッシュ素材を使用
身体に当る部分は全てメッシュ素材になっており、通気性と速乾性を兼ね備えている。特に背面部のメッシュはマジックテープで取り外しが容易に出来るようになっており、単独で水洗いすることが可能だ。特に夏場は少しのランニングでも汗をかくのでこの背面のメッシュがとりはずせるのは非常に助かる。
胸部のバックルにはホイッスルが装備
胸部のバックルには、ホイッスルがこっそり装備されている。この辺りがパーゴワークスのプロダクトへの拘りを感じる事ができる。
かっこいいタグ
サイドにはカッコいいタグが縫い付けられている。
内観
調節可能なショルダー部分
購入するまで不安だったショルダーの長さ調節は無段階に調節可能だ。公式HPを見ても調節可能とは書いてあるがどのように調節するかは乗ってなかったのでここで簡単に説明をしておきたい。
ショルダーの長さ調節は、お得意!?のマジックテープで調節する事ができる。調整方法は、内側からショルダーベルトと本体を剥がしお好みの長さで貼り直すだけだ。
マジックテープといえど、思いっきり引っ張っても長さが変わる事はない。但し、走りながらの微調整は難しいので走る前にしっかり長さを調整する必要がある。
内側ポケット(WATERPROOF POCKET)
実は、内側にもポケットが配置されている。WATERPROOF仕様なので、貴重品や、精密機械など水濡れしたくないモノを入れておく事ができる。
付属品
レインカバー&ドローコード
付属品には、レインカバーと、ドローコードがある。
レインコートは、文字通り雨の日にバックパック全体を覆い水濡れから荷物を守るものだ。ドローコードは、バックパックの全面を縫うように取り付け、荷物をこのドローコードで固定し、バックパック外側にも荷物を取り付ける事ができる。ドローコードを使用することで登山用のスティックなどを分解して持ち運べたりできる。
レインカバーは黄色で視認性が高くなっている。固定方法は、ゴムと、背面で固定する紐と、左右2点のフックで固定する形だ。個人的には、ランドセルを彷彿させるカラーは懐かしさを感じる。
通勤ランで使用するにあたり、レインカバーの有無は重要な要素だ。その点このラッシュ20は標準装備されているため安心できる。
通勤ランした時の使用感
最適な収容能力
私が、通勤ランで積み込む荷物は上記の写真の通りだ。
私の会社ではしばらく前にスーツを廃止し、通常出勤の場合は私服で良くなった。その点も通勤ランが行いやすい環境であるといえる。
- バスタオル
- 着替え一式(Tシャツ/インナー/パンツ/ボクサーパンツ/靴下)
- 弁当箱及び朝食用のおにぎり
- 身体を洗うスポンジ
- ボトル✖️2
- パーゴワークス W-FACEポーチ(3ℓ)
上記のものを全て詰めた状態が上記の写真だ。まだ若干の余裕があるが、スカスカでもない為ちょうど良いサイズだ。もう少し荷物を詰めたい場合でも対応可能だ。
自分が詰め込む荷物の容量と、私が詰めこんなだ荷物の容量をイメージしながら最適な容量のバックを検討してほしい。
開口部は大きく、荷物が取り出しやすい構造となっている。
もう少し荷物が多い方はRUSH30がある
RUSH20では、容量がもの足りない場合は、容量30ℓのRUSH30というラインナップが用意されている。使用感は分からないが、パーゴワークス製なので間違いはないと思う。
持論:「大は小を兼ねない」
これは、持論であるが、バックパックを購入する場合は、自分の入れたい荷物の容量に合わせて適切な容量のバックを購入する事をお勧めする。
大きい容量のモノを購入しとけば良いのではないか?と思われる方がいるかもしれないが、大きい容量のバッグであるほど、走りにくいのだ。バッグ自体の重量も増えるし、荷物の揺れも容量が大きいものほど顕著になってくるからだ。
隠れた名作「W-FACEポーチ」
私が、隠れた名作アイテムだと思うのがこの「W-FACEポーチ」である。
このポーチは容積は3ℓと小さいながわも表裏にチャックがついており、中央でセパレートされてるため2部屋あるのだ。
使い方としては、汗びっしょりのTシャツや下着をメッシュ側ではない方へ収納して、使わなかった靴下や下着はメッシュ部分に収納できるのだ。また、衣類の圧縮にも一役かってくれる。上記写真は、Tシャツ・ランパン・下着・靴下を入れた状態である。もう少し余力があるが、バスタオルは流石に単体でも入らなかった。
本当は、全てのアイテムをこの「W-FACEポーチ」に収納したいが、軍資金が足りないため3ℓのものを1つ購入した。
尚、「W-FACEポーチ」のラインナップとしては、1〜3ℓ。W-FACE STUFFBAGのラインナップは、1〜13ℓと幅広く展開されている。
走っても揺れない!
当たり前であるが、通勤ランを行う上で重要な事は、走っても揺れない構造かどうかだ。走っていて荷物が揺れる事はこの上ないストレスである。その点はこのRUSH20は100点を上げても良いくらい揺れない。走っていてストレスを感じる事はない。
突然の豪雨でも荷物が濡れないレインカバー(2022年7月追記)
レインカバーの登場は突然やってきた。局地的な豪雨により電車が運転を見合わせになった時であった。
電車が運転を見合わせる位の豪雨(結果降水量は50ミリ)。どうやって帰ろうか正直悩んだが、早く帰りたかった為ランニングという選択肢をとった。バッグに忍ばせていたレインカバーを取り出しラッシュ20に装着した。装着時間は1分もかからなかった。
レインカバーが付いているバッグで本当に良かったと思った。そして、中身も無事であった。帰宅後はすぐお風呂に入ったので写真を撮るのを忘れていた。
RUSH20がリニューアルしてカッコよくなった
2023年4月にRUSHシリーズがリニューアルして個人的には旧モデルよりカッコよくなったと思っている。RUSH UTにフォルムや色が似ていてとてもカッコいい。自分も買い替えたいくらいの勢いだ。
最後に
今回は、通勤ラン用に最適なRUSH20の紹介をさせていただいた。アイテムの選定理由が直感というのも中々説得力に欠けるかもしれないが、とても良い買い物が出来たと個人的には思っている。もし、通勤ランを検討されている方でバックパックの購入が必要な方は是非のRUSH20を検討してほしい。