今回は、私がまずトライアスロンを始めると決めた時に、初めて購入したトライアスロン関係の本を紹介したいと思う。
トライアスロン関連も本も昔に比べるとかなり増えてきている。それは、トライアスロンというスポーツの認知度が上がっているという事なので競技者としては嬉しい限りだが、その反面選択肢が増え、どの本を購入したら良いか迷ってしまう人もいるだろう。
今から紹介する本は、実際私の体験談から初心者の方の初めの1冊に最適だと思うので気になる方は是非読んでみて欲しい。因みに私はトライアスロンデビュー戦までの約1年間は独学でトレーニングを行なっていたが、トレーニング内容については本書を参考にしていた。本書以外のトライアスロンに関する本読んでいなかった。
- トライアスロンをはじめようと思っている人
- トライアスロンの基礎トレーニングを学びたい人
- OD(オリンピックディスタンス)で3時間以上かかる人
レースに勝つための最強トライアスロントレーニング
今回、紹介する本は、「レースに勝つための最強トライアスロントレーニング」という本である。初版は2015年と今から7年前の本であるが、今読んでも十分通用する内容だ。(基本的な内容なので、流行り廃りはない。)
今読み返しても参考になる(忘れていただけだが)内容も書かれていた。
本書の良いところBEST3
まずは、簡単にこの本の良いところを書いていきたい。
- レベル別にトレーニング方法を教えてくれる
- 必要な道具もこの本を読めば分かる
- 実践テクニックについても詳細に書かれている
レベル別にトレーニング方法を教えてくれる
まず、本書のトレーニングはスイム、ランのタイムを計測し自分の実力を知るところから始まる。トレーニングの内容はそのレベル毎にそのトレーニングのペースなど書いてあることが本書の良い点の1つ目である。レベルは1〜5級の5段階に分けられている。
各競技ごとのテストは、自分の実力がどの程度なのか認識する良い機会となる。トレーニングを行うにあたり現状把握をするとはとても大事な事ではあるが、中々自分から行う事は難しいと思う。本書はそのきっかけを与えてくれる。
また、各競技のトレーニング前に行うストレッチ(スイッチ)が紹介されている点も良い。
必要な道具もこの本を読めば分かる
このブログでも紹介はしているが、トライアスロンは道具を多く使う競技だ。本書でも必要な道具の紹介がされている。
その中でも本書の良い点は、トライアスロンをするのに絶対必要なマストアイテム、有れば便利なアイテムが分けられている点だ。
実践テクニックについても詳細に書かれている
トライアスロンのルール(ドラフティング禁止等)やレースで使える情報も結構乗っている。この情報は、スイムの教本、自転車の教本、ランの教本単体では教えてくれない情報だ。
特にトランジションの時間短縮のテクニックも詳細に書かれている。バイクのセッティングやトランジションの動きも乗っている。
目次
本書の目次を書いた。本書の考え方として、トレーニングの基本は「ラン」という部分が根底にある。トライアスロンを始める前にランニングをしている方で有ればスムーズに本書の内容を導入することができるだろう。勿論初心者の人でも問題は無い。
PART① 最新メソッド「3S理論」で強くなる!
PART② 体の基礎作り「ストレッチ&スイッチトレ」
PART③ 3種目のベース「ラントレ!」
PART④ 体幹を使った「スイムトレ!」
PART⑤ 速く安全に「バイクトレ!」
PART⑥ レースに挑む!「トレーニングプログラム」
PART⑦ レースに勝つための「実践テク!」
監修 青山 剛(Takeshi Aoyama)
監修は、青山 剛さん。2004年アテネ五輪トライアスロン競技日本代表、日本人初の世界ランキング5位へと導かれたコーチである。自身もトライアスロンのプロとして活動をされていた方だ。
最後に
今回は、私がトライアスロンを始めるにあたり最初に手に取った本を紹介した。この本のお陰もありデビュー戦を無事完走する事ができた。これからトライアスロンを始めようと思った方にぴったりな本なので是非読んで欲しい。