トレーニング

【初心者向】トライアスロン用ウェットスーツの選び方とおすすめ格安ウェットスーツ紹介

今回は、初めてトライアスロンに挑戦しようと思っている方に向けてトライアスロン用ウェットスーツの選び方とおすすめウェットスーツを紹介したいと思う。

まず、結論から申し上げると、

「安価ワンピースタイプ」

の購入がおすすめだ。その理由とトライアスロン用ウェットスーツの特徴などあ今から説明いきたい。

レースに出場するにはウェットスーツはほぼ必須

国内レースはウェットスーツ着用が推奨

日本国内のトライアスロン統括団体であるJTU(日本トライアスロン連合)は、ウェットスーツの着用については次のように述べている。

ウェットスーツは安全のために有効であり、着用を推奨する。

引用:JUT競技規則第72条

よって、国内で開催されるほとんどのレースはウェットスーツの着用が推奨されており、水温が低い場合は着用義務が発生する。

私の実体験でも、国内のレースでウェットスーツを着用しなかったレースは記憶にない。レースはJTUポイントランキング対象レース、ローカルのレースと様々なレースに参加したが全てのレースでウェットスーツを着用した。

よって、

「国内のレース=ウェットスーツ着用」

とイメージしてもらっても差し支えない。

ウェットスーツの着用が禁止されるとき

JTUの競技規則にはウェットスーツが禁止されるときもしっかり明記されている。ウェットスーツが着用禁止になる場合は水温によるものだ。水温が高い状態でウェットスーツを着用すると、熱がこもり体温が上昇し熱中症等の別のリスクが高まるからだ。

エイジグループの着用基準は以下の通りだ。

スイムの距離禁止必須
1500m以下22℃以上15.9℃以下
1501m以上24.6℃以上15.9℃以下

しかしながら、この規則に準じたその大会特有の「ローカルルール」の設定も可能な為、最終的にはローカルルールを遵守する必要がある。

ウェットスーツも用途により様々種類がある

普段生活する上ではほぼ使用(購入)する事はないであろうウェットスーツ。実は一概にウェットスーツといっても用途によって種類がある。

次に簡単に用途別のウェットスーツの紹介をしていきたい。

トライアスロン用のウェットスーツの特徴

トライアスロン用のウェットスーツの特徴は以下の通りだ。

トライアスロン用の特徴
  1. 浮力が高い
  2. 泳ぐ為の専用設計がされている
  3. 脱ぎやすい作りになっている

浮力が高い

トライアスロンにおいてウェットスーツ着用の最大の目的は、スイム中の事故を防ぐためだ。その為に他のウェットスーツを比べて浮力が高くなっている。

スイム専用設計

ウェットスーツを着用した状態でもスイムの動きを妨げ無いように専用設計されている。動きやすいように可動域が大きい箇所には素材の厚さを薄く動かしやすく、逆に可動域が少ない箇所は素材を厚くし浮力を増すようなデザインが多い。そのバランスにより水中での姿勢を楽に保ち、早く泳ぐことができる。

実際、ウェットスーツを着用して泳いだ方がノンウェットスーツよりタイムが速い場合が多い。特にスイムが苦手な人ほどウェットスーツの恩恵を受ける場合が多い。

みやわた

みやわたは、スイムが苦手なのでウェットスーツを着用して泳いだ方がタイムが早いぞ。スイムの苦手はいつか克服したい…..

またストレッチ性が高く、また伸縮性の高い素材が使用がされている。

脱ぎやすい作りになっている

ウェットスーツは、スイム終了後バイクに移行する前に脱ぐ必要がある。トライアスロンのウェットスーツはそこも考慮されて設計してある事が多い。素早くジップを下す事ができ、脱ぎやすい作りになっている。

スキューバダイビング用のウェットスーツの特徴

スキューバダイビング用の特徴
  1. 水圧のある環境下でも潰れにくい素材を使用している
  2. 耐久性・保温性を重視した作り
  3. 全体的に生地が厚く動きにくい

サーフィン用のウェットスーツの特徴

サーフィン用の特徴
  1. 保温性が重視されている
  2. 肩周りが動きやすい構造になっている
  3. 季節に応じて様々な種類がある

トライアスロン用とサーフィン用のウェットスーツの違いは泳ぐ為に設計されているか否かだ。トライアスロン用は泳ぐ必要がある為、ウェットスーツに水を含まない素材になっている。水を含むと抵抗が生まれ泳ぎ難くなるからだ。逆にサーフィン用は保温性を重視する為裏地に毛先の長い起毛を採用している場合が多い。

トライアスロン用のウェットスーツの種類

 トライアスロン用のウェットスーツと言っても実は種類がいくつかある。用途を理解し自分に合ったウェットスーツを選んで欲しい。

ワンピースタイプ

一般的な型であるワンピースタイプは、上下繋がっているタイプになる。後述する2ピースタイプのものより水中での抵抗が少なく早く泳ぐ事が出来る。その反面着脱がしにくいのが特徴だ。着用は確実に2ピースタイプより時間を要すが、脱ぐスピードは練習すれば2ピースタイプと同じスピードに改善する事が出来るのでレースではほとんど支障がない。

2ピースタイプ

上下が別れており、ジャケット、パンツで構成されているタイプだ。着脱のしやすさがメリットで、ジャケット、パンツで別れているため水温によって長袖・半袖とジャケットを使い分ける事が出来る。(ただし基本別売なので使い分けたければ両方購入する必要がある。)

また、2ピースタイプはオーダーメイドのものが多く価格もワンピースタイプと比べて高くなる場合が多い。

フルスーツ

上半身、下半身共に長袖・長丈タイプだ。
浮力が大きく水の抵抗も減る為速く泳げる可能性が高い。後述するロングジョンよりウェットスーツの生地が多く使われている為、浮力の恩恵を最大限受ける事ができるからだ。

しかし、デメリットとして肩周に生地がある事により、型周りの可動が制限され、場合によっては肩・腕を動かし辛く疲れる可能性がある。

保温性も高い為、水温が低い場合はフルスーツの着用を推奨する。

ロングジョン

上半身半袖・下半身長丈タイプをロングジョンと呼ぶ。
肩周りに生地がない為肩・腕が動かし易いのが特徴だ。生地が少ない分浮力はフルスーツに比べると劣ってしまう。ロングジョンはスイム上級者や得意な人が着用する傾向がある。浮力より安定したフォームを優先した方がタイムが早くなるからだろう。

その他のメリットとしては、袖が無い分脱着はフルスーツに比べて簡単なところだ。

トライアスロンのウェットスーツの種類は大きく分類すると2タイプ(フル、2ピース)×2仕様(袖有、袖無)=4種類になる。

みやわた

他にはジッパーの位置(前、後)などの種類があるよ。

既製品とオーダーメイドの違い

既成品

既製品のメリット
  1. 在庫があれば試着する事が出来る
  2. 在庫があれば即購入する事が出来る
  3. 様々な価格帯のものが販売されているので予算に応じたものを探す事が出来る
  4. オーダーメイドと比べると価格が安い場合が多い

在庫があれば試着して即購入できる

オーダーメイド品は購入から納期まで時間を要す。シーズン直前になるとオーダーが重なっており、納期が遅れる場合もある。その点既製品は在庫があれば試着して、即購入できるので、レース直前でも対応可能だ。

価格帯も豊富

既製品はアイテム数、価格帯も豊富だ、1万円切るものから10万円以上するものもある。様々なアイテムが販売されているため、スペックと価格を考慮して、自分の要望に合った商品を購入できる。

既製品のデメリット
  1. 各メーカーのサイズ展開の中から自分の体型に近いものを選ぶ必要がある
  2. 在庫が無ければ、在庫が復活するまで待つ必要がある。
    (一度在庫が無くなると復活するまで時間がかかる場合が多い。)

メーカーのサイズ展開の中から選ぶ必要がある

既製品の1番のデメリットとしては、当たり前だがメーカーのサイズ展開の中から、自分の体型に使い物を購入することになる事だ。特殊な体型(太ももが極端に太い、型幅が身長に対して広い等)の人はサイズ選びに苦労すると思う。また、海外メーカーのウェットスーツは欧米人の体型でデザイン設計してあるものがあるので日本人体型には即してない場合もある。

但し、メーカーの中には細かくサイズ展開をしてくれているものもあるので自分に合ったサイズを見つけられる事も多くなってきた。

オーダーメイド

身体のサイズを細かく採寸し、自分の身体にジャストフィットするように制作されるオーダーメイド。既製品では実現出来ないフィット感がある。

オーダーメイドのメリット
  1. 自分専用の身体にフィットするスーツを着る事が出来る
  2. サイズを迷う必要が無い
  3. 泳力に合わせて生地の厚みを設定する事が出来る

自分専用設計

オーダーメイド商品なので自分の身体にフィットするウェットスーツを手に入れる事が出来るのは当たり前だが、更に自分の泳力に応じて使用する生地や生地の厚みを設定する事もできる。

泳力に自信がない人は、浮力の恩恵を最大限受けれるように、泳力がある人はウェットスーツを着ていない時と近いフォームで泳げるようにと着用者の要望に応える事が出来る。

みやわた

私もオーダーメイドのものを1着持ってるが、ここまで計測するっていうくらい細かく採寸してもらった記憶がある。

オーダーメイドのデメリット
  1. 納期まで時間がかかる
  2. 既製品と比べて価格が高い

納期に時間がかかる

オーダーメイド品の納期は、メーカーによって異なるが通常1ヶ月以上はかかると思っていた方が良い。また、シーズン前に駆け込みオーダーをすると受注がいっぱいで納期が大幅に遅れる可能性がある。オーダーメーイド品を購入する場合は納期に余裕を持ってオーダーしてほしい。

価格帯が高い

自分専用設計の為、当然価格は既製品と比べ高くなってしまう。

最初の1着は既製品の安いもので大丈夫

ワンピースタイプのフルスーツを買おう

トライアスロンをこれから始めようという方で、元スイマーでない限りはワンピースタイプのフルスーツを購入をおすすめする。

安全最優先

ワンピースタイプのフルスーツはウェットスーツの中で1番浮力の恩恵を受けれるタイプだ。まずは安全にレースを終える為にも浮力のあるスーツを選んで貰いたい。浮力があれば万が一溺れそうになっても仰向けでじっとしていれば呼吸は出来る。

ロングジョンに比べて多少脱着しにくいが、浮力の恩恵に比べれば無視しても良いデメリットだ。

豊富なラインナップ

既製品で1番商品展開の多いワンピースタイプのフルスーツ。商品の手に入れやすさや、自分のサイズの在庫を見つけやすさの点からもおすすめだ。

なぜオーダーメイドを推奨しないか

予算がある方は最初のウェットスーツにオーダーメイド品も検討されている人もいるかもしれない。それでは、なぜ私がオーダーメイド品を推奨しないか説明していきたい。

体型は競技を続けると必ず変わる

トレーニングや競技を続けていくと必ず体型が変わってくるからだ。

初心者の方がオーダーメイドウェットスーツを購入するという事は、トライアスロンを始める前(始めてすぐ)に計測した身体のデータを元に制作される事になる。これはトライアスロンにチャレンジする前に他競技をしてした方も当てはまる。

オーダーメイドしたのにトレーニングして体型が変わり、サイズが合わなくなるという可能性があるので私は初心者の方にオーダーメイド品は薦めない。

折角高いお金を出してオーダーメイドにしたのに勿体無くありませんか?

これはトライアスロンにチャレンジする前に運動してした方も当てはまる。

最終フォルムが見定まったらオーダーメイドもあり

 何年か競技を続けて来て自分のベストな体重・体型が見定まってきたらオーダーメイド品を作成するのは有りだ。その頃には、自分のニーズに合ったタイプ(ワンピース・2ピース)が分かってきてるだろう。

安価なウェットスーツで十分

私は、初めてのウェットスーツのお価格帯も安価なモデルで十分と考える。但し、ウェットスーツは用途の応じて作りが違うためトライアスロン用のウェットスーツを購入してほしい。

体型が変わる可能性がある

オーダーメイドを勧めない理由と同じで、体型が変わる可能性が高いからだ。安価なウェットスーツを買わないと逆にオーダーメイドとの区別がつきにくい。

私が初めに買った1着

私が最初に買った1着は、海外通販Wiggleで購入した当時1番安かったワンピースフルスーツで合った。メーカーはdhpで価格は9,800円で1万円を切っていた事を覚えている。

みやわた

—当時の心の声—

ロードバイクはトライアスロン辞めても乗れるけど、
ウェットスーツは辞めたら2度と使うことがないだろうから安いの買っとこ

ポチッ!!

安価なウェットスーツの取り扱いは海外通販の方が多い場合があるので、海外通販での購入も検討してほしい。意外と簡単に購入する事が出来る。

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Wiggleおすすめウェットスーツ

ここで、2022年8月時点で在庫有のおすすめウェットスーツをいくつか紹介したい。

男性用

dhb – Aeron ウェットスーツ 2.0

dhb – Aeron ウェットスーツ 2.0は、私が最初に購入したウェットスーツと同じdhpというメーカーのものだ。価格は1万円台でとても購入しやすい価格帯で初心者におすすめの1着だ。

dhb – Aeron Ultra ウェットスーツ

dhb – Aeron Ultra ウェットスーツも、私が最初に購入したウェットスーツと同じdhpというメーカーのもので、先述のdhb – Aeron ウェットスーツ 2.0より高機能なモデルだ。高機能にも関わらず2万円前半と価格とパフォーマンスのバランスが取れたウェットスーツだ。

女性用

dhb – レディース Hydron ウェットスーツ 2.0

dhb – レディース Hydron ウェットスーツ 2.0は、先ほど男性用で紹介したdhb – Aeron ウェットスーツ 2.0の女性用だ。男性用同様コストパフォーマンスに優れはじめての1着におすすめしたい1着だ。

レンタルはおすすめしない

 私は利用した事がないが、ウェットスーツのレンタルというものあるようだ。しかし、普段の練習や使いたい時に使えないという制約がるので私はあまりお勧めしない。練習用のウェット1着は持っていて、レースのみ決戦用でレンタルするという使い方なのだろうか?
 しかし、レンタルもあるということを知っていれば、急に体型が変わった、レース前にウェットスーツが破れたという時役に立つかもしれない。

最後に

 今回はウェットスーツの選び方について書いてみた。初心者の方はウェットスーツの選び方を買うときの参考にしてもらえたら幸いだ。