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【初心者向】トライスロン用ランニングシューズの選び方とおすすめシューズ紹介2024年Ver.

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今回は、トライアスロンをはじめたいと持っている方にトライアスロン用ランニングシューズの選び方と、おすすめのランニングシューズを紹介したいと思う。

ランニングシューズの正しく選ぶ事で、怪我や故障のリスクを下げる事ができるので初心者の方には是非読み進めてもらいたい。

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侮るな!!実は運動強度の高いランニング

3種目の中で1番運動強度の高いランニング

トライアスロンの3種目の中で、1番身近な競技がランニングだ。トライアスロンをはじめようと思った場合、どの種目も未経験であれば、ランニングから始めようと思うのは自然の流れだ。

しかし、ランニングは身体への負担が大きく、体重が重い人ほど怪我や故障をするリスクが高い。まずは、3種目の中で1番運動強度の高い競技である事を知っておいてもらいたい。

ランニングからトライアスリートへ

プロフィール欄にも書いているが、私は大学生活以降運動とは無縁の生活をしており、体重も110kgを超える肥満児であった。そんな私もランニングから練習を行った。

運動強度の高いランニングだが、重量級の私でも、怪我や故障をする事なく練習を継続する事ができた。振り返ってみれば、適切なランニングシューズを選ぶ事が出来ていたからではないかと思う。

正しいシューズ選びで怪我・故障のリスクを下げよう

前置きが長くなったが、怪我や故障のリスクを限りなく少なくする為にシューズ選びは慎重になってほしい。自身の経験も踏まえランニングシューズの選び方とおすすめシューズを紹介していきたい。

前置きが長くなったが、怪我・故障のリスクをできる限り少なくするために自身の経験も踏まえ、ラニングシューズの選び方を書いていきたい。

自分の足のサイズ知ってますか?

ランニングシューズを正しく選ぶには、まず自分の足のサイズを知っている事が大前提となる。シューズの機能や種類を検討するのその後の工程になる。

ランニングシューズを選ぶ前に、自分の足のサイズを知ろう!!

計測する状態や時間帯にも注意しよう

ランニングを行う状態で計測しよう

計測する状態は、自分がランニングを行う状態で計測してほしい。裸足のまま走るのか、靴下を履いて走るのかでシューズのサイズが変動する可能性がある。

また、靴下を履いて走る場合、実際にランニングで使用する靴下を履いて計測する事を推奨する。靴下も色々な厚みの物があるので、サイズが変動する可能性があるからだ。複数の靴下を持っている場合は1番厚みのある靴下を履いて計測するのが無難と思う。

素足で走ることもあるの?

トライアスロンのレースでは、競技時間を短縮する為に裸足で走る事もある。
私は、同じシューズでも練習用(靴下着用)とレース用(裸足)でサイズを変えて使い分けをしていた事もある。(0.5cm違いを購入)

計測する時間帯も重要

1日の時間帯でも足のサイズが変わる事を知っているだろうか?人間の足は、朝と夕方で0.5〜1.0cm近く大きさに差があるといわれている。(朝夕の差の平均が5%あるという統計もある。)朝より夕方の方が足が大きいという事を知っておいてほしい。

私が考えるベストの計測時間は実際にランニングを行う時間(朝練で使用したいのであれば朝、夕方練習するのであれば夕方)だが、決まった時間帯が無ければ、夕方に計測する事を推奨する。小さいサイズは履く事ができないが、大きいサイズは履く事ができるからだ。(決して大きいサイズを推奨している訳ではない。)

決まった時間帯にランニングをしないのであれば、夕方に足の大きさを計測する。

正しいシューズサイズの測り方

測定するのは、「足長」と「足幅」の2つになる。

足長の計測方法

足長とは、かかとから足の指の1番長いところまでの長さのことだ。1番簡単な計測方法は、かかとを壁に付け、紙の上に足を置き指先に線を引きその長さを計測する方法だ。

足長測定シートをダウンロードし、それを使って計測する方法もある。足長測定シートはシューズメーカーのHPで無料でダウンロードする事が可能だ。数ある足長測定シートの中でも安全靴メーカーのミドリ安全の足長測定シートは、計測方法に加え、計測の際の注意事項等も記載してあるのでおすすめだ。

足幅の計測方法

親指の付け根の1番骨が出ている部分と、小指の1番骨が出ている部分を結んだの長さが足幅になる。

足囲の計測方法

親指の付け根の1番骨が出ている部分と、小指の1番骨が出ている部分の周囲の長さが周囲となる。

足幅と足囲は、アナログだがメジャーで計測する方法が一般的だ。

自分が幅広か甲高か知るには?

日本人は、一般的に甲高幅広の足、欧米人は反対に、甲低、幅細の足だといわれている。メーカーによっては、同じサイズでも窮屈や違和感を感じる場合がある。その場合、靴の幅のサイズが合っていない場合がある。

上記表は、JIS規格による足の表だ。足長を基準に、自分が一般的に幅広なのか、甲高なのか確認する事ができる。足囲が大きいほど甲高といえる。

実店舗での計測サービスを活用する手もある

自分で計測するが面倒臭い、測定値に不安が残るという方はメーカーや販売店の計測サービスを活用する方法もある。どのサービスも基本無料だ。

次世代足型測定サービス フィートアクシス

大型総合スポーツ専門店スーパースポーツゼビオでは、フィートアクシスという足型測定サービスを行なっている。このフィートアクシスは1.3万足のデータから足型に合ったシューズをマッチングしてくれる。

計測方法は、3Dスキャンによるもので、接地圧力や足の癖までも計測してくれる。

ASICS FOOT ID STATIC

アシックス独自の計測サービスだ。3次元足形測定機で足の特徴を測定してくれる。私もランニングをはじめるにたりこの計測サービスを利用した。専用の測定機でスキャンし、足長、足囲、かかと幅、足高、かかと傾斜角度、アーチ高、親指の曲がり具合の7項目を測定してもらった。

測定結果と、競技レベルから自分に最適なシューズを選んでくれる。

現在、アシックス原宿と東京銀座では、新型計測機が導入されているようだ。東京にお住まいの方は是非行ってみてほしい。

NEW BALANCE 3Dスキャン

導入当時は、NEW BALANCE銀座のみであったが、今ではオフィシャルストアには全店導入されている「3Dスキャン」。3Dスキャンに立つだけで、足のサイズや、幅、甲の高さ、アーチ高などが測定できる。(このサービスも利用した事がある。)

このサービスで判明したのが、左右で足長が違っているということだ。足長も左右差があることをこのサービスを利用して知った。靴を試し履きする時は、両足履く必要があると思い知った。

実店舗での計測のデメリット

敢えて実店舗での計測のデメリットを挙げるとすれば、計測してもらったメーカーの限られたシューズの中でシューズの提案をされるという事だろう。(ゼビオは除く)

シューズサイズの目安

足長の実寸から1〜1.5cmが目安

計測した足長の実寸から1〜1.5cm大きめのサイズが、あなたのシューズサイズの目安だ。その目安のサイズの靴を靴下を履いた状態(ランニングをする状態)で試着してみてほしい。

通常ランニングシューズは、つま先に余裕を持たせる必要があるのでジャストサイズを選ぶ必要はない。ジャストサイズを選んでしまうと、前に行こうとする運動エネルギーの逃げ場が無く、爪が割れたり、血行不良となる原因となってしまう。

足長に左右差がある場合は?

足長に左右差がある場合は、大きい方の足長に合わせてサイズを選んでもらいたい。小さいサイズよりも大きいサイズを履いた方ランニングのトラブルのリスクが低いためだ。

足幅・甲高の場合は?

サイズ選びの基本となるのは足長だが、目安のサイズを履いても窮屈な場合がある。それはシューズの幅が足に合っていない場合がある。JIS規格の足の表で、足の幅が「広め」「より広め」の人は、ワイドサイズが有ればワイドサイズを選んでみてほしい。ワイドサイズの展開のないシューズで有ればワンサイズ大きいサイズを履いてみてほしい。

初心者がランニングシューズに選ぶ際の基本の選び方

ランニングシューズは、初心者向けからシリアスランナー向けなど様々なレベルのものが販売されている。ランナーのレベルによって求める性能が異なるためだ。

そもそも初心者用ランニングシューズに求める機能はなんだろうか?

その問いに対しては私はこう考えている。

「怪我・故障をしにくいシューズ」と答える。

どんなに高性能なシューズでも、怪我や故障をしてしまうと走ることができなくなるためだ。ランニングの習慣化が出来ていない状態で怪我してしまうと、モチベーションが下がりランニングを継続することすら困難になりかねない。

それでは、初心者の方がランニングシューズを選ぶ3つのポイントを紹介したいと思う。

クッション性の高いシューズ

通常、ランニングは、片足に体重の3倍程度の衝撃がかかるといわれている。その衝撃から膝や足を守る為に、まずはクッション性の高いシューズを選んでほしい。また、トライアスロンは、スイム、バイクの後にランニングを行う。ランニングをする時点で身体に疲労が蓄積しているため、よりクッショニング性は最も重要な機能と考える。

また、私のように体重が重い人も、クッション性能は特に重要視してほしい。

安定性の高いシューズ

ランニングでは、接地時から蹴り出し時にかけての重心移動の際に左右のブレが生じる。このブレをカバーするために足首や膝、腰に負担がかかり怪我の原因になってしまう場合がある。安定性の高いシューズは、その左右のブレをサポートしてくれるもので初心者にとっては有り難い機能だ。

安定性の高さを確認するには、ヒールカップとアウトソールの硬さに注目して欲しい。初心者の人は、ヒールカップの作りがしっかりしている(固い)もの、手で靴を折り曲げた時にアウトソールが曲がらないものを選んでほしい。

サポート力の高いシューズ

筋力が発達していない初心者のランナーは、走り方をサポートしてくれるシューズの方がランニングを継続しやすい。

サポート力の指標になるのが、横から見たソールの跳ね上がり具合だ。つま先が跳ね上がっているものほど推進力につながりやすい。(次の足が勝手に前に出てくる感覚)よって、初心者の人はつま先は跳ね上がっている形状もチェックしてみてほしい。

おすすめする初心者向け厳選シューズ3選

それでは、私が個人的におすすめするシューズを紹介していきたい。あまり候補を挙げてもかえって迷う可能性があるので厳選した3つを紹介する。どのシューズも良いと思うので見た目、サイズを考慮して選んで欲しい。

On(オン)  Cloudmonster(クラウドモンスター)

▲私物のクラウドモンスター

私がおすすめしたいシューズの1足目は、Onのクラウドモンスターだ。2024年2月にクラウドモンスター2が発売されたが、初心者におすすめするシューズは初代の方になる。

このシューズは、初心者が求める機能が全て兼ね備わっており、圧倒的におすすめのシューズだ。

写真の通りクッション性も申し分なく、ヒールカップもしっかりしている。そしてソールもつま先に向かって上がっている。

走っていて楽しいシューズ

このシューズを圧倒的にすすめる理由は機能面だけではない。単純に走っていて「楽しい」シューズだ。このシューズを履いて走ると自然と走る距離も増える不思議なシューズだ。

トレーニングからレースまで幅広く使う事ができる

クラウドモンスターは初心者におすすめできるシューズでありながら、レースでも十分使用できるスペックを持っている。実際、腰痛を発症していたとき、レースで使用した。クラウドモンスターのクッショニングのお陰で完走できた。

欠点はいまだ人気であること

クラウドモンスターの唯一の欠点として、新モデルのクラウドモンスター2が発売されたにも関わらず、売り切れている事が多いという事だ。自分のサイズのクラウドモンスターを見つけたら迷わず購入してほしい。

クラウドモンスターは個人的にもお気に入りのシューズで通算3足のシューズを購入してしまった。


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ASICS(アシックス)GT-2000 12

△Photo ASICS HP

2足目におすすめするシューズは、GT-2000 12だ。このシューズはアシックスの定番モデルで12代目のモデルとなる。発売は2023年10月なので比較的新しいモデルと言える。

何を隠そうこのモデル、私がはじめて購入したランニングシューズの後継モデルなのだ。GT-2000シリーズは良くも悪くも普通のランニングシューズで汎用性の高いモデルといえる。

12代目で大きくアップデート

ベーシックなモデルでありながら12代目では大きくアップデートされている。クッション性も前モデルより約65%柔らかく、約10%の軽量化を実現した。安定感も着地時のブレや踵の倒れ込みを抑制しスムーズな足運びをサポートしてくれる。

価格も魅力的

昨今の物価高の影響により、ランニングシューズも値上がりしている。ハイエンドモデルは4万円代に突入し、ベーシックなモデルでも2万円代が普通になっている。そんな中このGT-2000は、15,400円と魅力的な価格設定となっている。


NIKE(ナイキ) NIKE REACT X INFINITY RUN 4

△Photo:NIKE HP

最後におすすめするのが、NIKE REACT X INFINITY RUN 4だ。2023年8月に発売されたモデルになる。このNIKE REACT X INFINITY RUNシリーズも実際に履いたことがある。

“怪我ゼロ”をコンセプトと誕生NIKE INFINITY RUNシリーズ。まさに初心者に優しいシューズとなっている。

怪我ゼロだけではない

INFINITY RUN 4は、“怪我ゼロ”だけではなく走りの性能も大きく向上している。エネルギーリターンが13%向上し楽に走る事ができるのだ。

販売価格が安い

このINFINITY RUN 4、定価は18,700円でありながら、ECサイトでは11,000円から販売されている。販売価格は、定価の安いGT-2000より安く購入できる。

最後に

今回はトライアスロン用ランニングシューズの選び方について、私なりの見解を書いてみた。トライアスロンをはじめようと思った場合、どの種目も未経験であれば、ランニングから始めようと思うのは間違ったアプローチではないと思う。まずは、ランニングを習慣化出来るよう自分に合ったサイズで怪我をしにくいシューズを選んで欲しいと思う。

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