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トライアスロンを本気ではじめたい人におすすめするロードバイク3選 2024年Ver.

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2024年にロードバイクの購入を検討されている方に向けて、おすすめのロードバイクを紹介しようと思う。

今回紹介するロードバイクは、どれもトライアスロンやロードレースを本気で取り組みたい方を対象にしたモデルとなっている。即レースで使えるポテンシャルの高いロードバイクでありながら、コストパフォーマンスに優れている3車種選んでみた。

ロードバイクの基本的な選び方については、下記記事を参照してみてほしい。

【初心者向】トライアスロン用ロードバイクの選び方2024年Ver.ロードバイク購入のアドバイスを書いてます。...

GUSTO 2024 DURO EVO DB(SPORT ULTRA)

Photo:GUSTO
 スペック
FrameT1000(HIGH-PERFORMANCE FIBER)
WheelATTAQUE CARBON(50MM CLINCHER)
ComponentSIHMANO 105 R7170 DI2(12SPEED)
CrankShimano 105, R7100 50/34
HandlebarATTAQUE 一体型カーボンハンドル
Stem
SaddleSELLE ITALIA MODEL X
SeatpostGUSTO(カーボン)
ColorWHITE/SILVER ,BLACK/BLACK
Weight8.1KG
Price462,000円

まず、紹介する1台は、GUSTO(グスト)のDURO EVO BDだ。

GUSTO(グスト)は2011年に設立した台湾生まれメーカーで、その知名度は決して日本では高くはないが、高品質のカーボン製ロードバイクを製作している。

自社でコンチネンタルチームも持っており、チームのサポート機材が、このDURO EVO DISCだ。

圧倒的なコストパフォーマンス

GUSTOのDURO EVO DBの1番の魅力は、やはり圧倒的なコスパだ。

まず、COBRA EVO DBのフレームに使用されているカーボンファイバー「T-1000」は、有名メーカーではハイエンドモデルで使用されている高品質のものだ。高品質でありながら、価格は有名メーカーのミドルエンド以下に設定されている。

プロチームが使用しているフレームでありながら、コンポ105Di2を搭載したモデルが¥462,000となっている。この価格を聞いて、普通の人は高いと思うだろう。しかし破格の値段設定となっている。

例えば、TREKのMadone SL 6 Gen 7の価格は、同じ105Di2のコンポのもので¥824,890だ。しかも、フレームのカーボン素材はハイエンドモデルとは異なるものだ。勿論一概に比較する事は困難だが、価格だけ比較すると約半分の値段だ。

フレーム以外のパーツにも拘りが

Photo:GUSTO

DURO EVO DB SPORT ULTRAの凄いところはフレームだけはなく、完成車に付いているパーツもお得感がある。まずは、ステム一体型ハンドルだ。これも通常は、ハイエンドモデルでのみ搭載されているものだ。また、ホイールもトライアスロン向きな50mmハイトのカーボンホイールが搭載されている。

ハンドルとホイールのグレードを落としたSPORTというモデルもある。その他の仕様は、SPORT ULTRAと同じで価格は399,000円(8.5KG)だ。

  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • フレームに高性能カーボンが使用されている
  • トライアスロン向きのカーボンホイールが搭載されている

メーカーの知名度が低い

CANYON Aeroad CF SLX 7 Di2

Photo:CANYON
 スペック
Frameカーボン(CF)
WheelDT Swiss ARC 1600 Dicut
ComponentSIHMANO 105 R7170 DI2(12SPEED)
CrankShimano 105, R7100 50/34(4iiii Precision3 Powermeter)
Handlebarステム一体型カーボンハンドル
Stem
SaddleSELLE ITALIA SLR Boost Suoerflow
SeatpostCanyon SP0079 Aero seatpost
ColorDark Grey, Solid Silver, Fast Lime
Weight8.22KG
Price599,000円

CANYON(キャニオン)は、ドイツに本社を置くロードバイク、マウンテンバイク、トライアスロンバイクなどの競技用自転車を製造するメーカーだ。メーカー直販体制を取っているため圧倒的なコストパフォーマンスを実現している。

そして、何を隠そうAeroadは私の愛車でもある。(モデルは異なる)

この先永遠にパーツ交換不要

Photo:CANYON

Aeroad CF SLX 7 Di2は即レースで使用できるスペックとなっている。そして、欲を出さなければもうこの先パーツを交換する必要がない。

フレームは、ハイエンドモデルAeroad CFRとカーボングレードが違えど、同じ金型が使用されている。また、一体型ハンドルはCFRと同じものが採用されている。

そして、クランクにパワーメーターがはじめから搭載されているのも有り難い。パワーメーターは、トレーニングやレースを積み重ねていくと欲しくなるアイテムだからだ。

ホイールは、DT Swiss ARC 1600 Dicut。決して軽量では無いが、リムハイトが62mmとトライアスロン向きのホイールが搭載されている。

非常に価格とパフォーマンスのバランスが良いモデルだ。パーツの買い増しなどしたくない人は初期費用は少しかかるが、おすすめのモデルだ。

持ち込み可能なショップを見つける必要がある

CANYONはメーカー直販体制を取っているため、実店舗で自転車を購入する事はできない。よって、組み立ては自分で行うか、CANYON取扱ってくれる国内のお店を探す必要がある。この点は注意してほしい。しかし、数年前までは、国内でCANYONを取り扱ってくれるお店が少なかったが、最近ではどんどん増えている。

公式にキャニオン持ち込みメンテナンスショップと認定されているショップも全国に93店舗ある。(2024年2月時点)

  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • パワーメーターが搭載されている
  • フレームにハイエンドモデルと同じ金型を使用、ステム一体型ハンドルが搭載
  • トライアスロン向きのカーボンホイールが搭載されている
  • 国内でメンテナンスをしてくれるショップを探す必要がある
  • スモールパーツも通販(ドイツ)で購入しなければならない
  • 商品価格に加え、送料、消費税が発生する

CEEPO MAMBA-R

Photo:CEEPO
 スペック
Frame40T(HIGH MODULES CARBON)
WheelShimano RS-171
ComponentSIHMANO 105 R7170 DI2(12SPEED)
CrankShimano 105, R7100 50/34
SeatpostReversible SP for wide range fit customization
ColorWhite/Gray, Hirro/Fade, Black/Silver, Blue/White
Weight
Price539,000円

CEEPO(シーポ)は、トライアスロン競技に特化した高性能のトライアスロンバイクを開発、販売している日本発のメーカーだ。こだわりを持ったラインナップは、日本の繊細な技術が生み出した芸術作品とも言える。

そのCEEPOのラインナップの中で、ロードバイク型モデルがMAMBA-Rだ。

最大の特徴はトライアスロンバイクに変更できること

Photo:CEEPO

MAMBA-Rの最大の特徴は、シートポストを逆向きに付け変え、トライアスロンバイク仕様にできる事だ。実際MAMBA-Rにはトライアスロンバイク仕様としての完成車の販売もされている。

初心者の人には、ロードバイクの購入をすすめているが、将来、ロングディスタンスに挑戦することが目標という人もいるだろう。そういう人にこそMAMBA-Rの最大の特徴が生きていくる。ロードバイク仕様を購入し、将来的にトライアスロンバイク仕様に変更すれば良いのだ。そうすれば買い増しする必要が無く、費用を抑えながらトライアスロンバイクを手に入れる事ができる。

でトライアスロンバイクが欲しいと思っている人はいると思う。したいと思っている人はいる。そこで、このMamba-Rのロードバイク仕様を購入し、将来的にTTバイク仕様に変更する事を提案したい。そうすれば、新たにTTバイクを購入する費用が抑えられTTバイクを手に入れることができる。

ホイールはコースや脚質に合わせて別途購入を推奨

CEEPOの完成車の販売形式は、ラインナップの中からコンポとホイールを選べる。コンポはSIHMANO 105 R7170 DI2、ホイールはSHIMANO RS-171がおすすめだ。

SHIMANO RS-171は、お世辞にも良いホイールとはいえない。CEEPOの完成車ホイールはMAVIC製のもにアップチャージできるが、最低でも17.6万円、最高グレードで27.5万円値上がりする。

ホイール単体の販売価格を考えると少しお買い得になっているが、それよりも練習やレース経験を積み自分の脚質に合ったホイールを選ぶ方が満足度が高いと考える。

  • 将来的にトライアスロンバイクに仕様変更ができる
  • ニーズに合わせてコンポ、ホイールを選ぶ事ができる
  • 社長が魅力的

フレームとコンポは申し分無いが、その他のパーツ(ハンドル、ステム、ホイール)は将来的に交換したくなるかもしれない

最後に

今回は、トライアスロンを本気ではじめたい人におすすめするロードバイク3選を紹介した。本気がゆえに、導入コストが高めのものばかり選んでしまったが買って後悔しないモデルを慎重に厳選した3台となっている。

GUSTOとCEEPOが気になる人は国内の販売ディーラーに相談すれば、ショップの人が相談に乗ってくれるだろう。CANYONは東京で試乗できるのと、オンラインでサポートを受けれる。(CANYONの国内のサポートは迅速で丁寧な印象がある。)

あなたにとって、お気に入りの1台が見つかることを祈っている。