みなさんこんにちは
今回は、広島で開催されたASTCアジアトライアスロン選手権について書きたいと思います
2021年4月24-25日の2日間で開催されたASTCアジアトライアスロン選手権。24日はエリート男女、パラ。25日がエイジの日程で開催されました。まず、トライアスロンでよく出るワード「エリート」、「パラ」、「エイジ」とは何か説明したいと思います。
トライアスロン用語説明1
エリートとは?
そのままの意味です。オリンピックやワールドカップなどに参加できる資格があるトライアスロン界のエリートの事を指します。今回のASTCアジアトライアスロン選手権はオリンピックの選考レースだったようです。
JTU認定記録会
まず、エリートになるにはJTU(日本トライアスロン連合)が主催する認定記録会に参加して一定以上の記録を出さないといけません。一定以上の記録を出すとエリートクラスのレースに出場できます。
競技内容
16歳以上 スイム400m・ラン3000m
13~15歳 スイム400m・ラン1500m
11~12歳 スイム200m・ラン1000m
9 ~10歳 スイム100m・ラン 800m
7~8歳 スイム 50m・ラン 400m
エリートクラスに出場できても…
決してエリートクラスに出場できる記録を出すのは決して簡単ではありませんが、エリートクラスのレースで上位入賞しなければ、オリンピックの日本代表
近年では、日本の競技レベルも上がりエリートクラスで上位になるのは本当に難しくなっています。
エイジグループとは?
次にエイジグループについて説明していきます。
私が世界選手権に行ったのもこのエイジのカテゴリーになります。
5歳刻みでグループ分け
エイジグループは、年齢によって5歳ごとに区切られます。
男女それぞれ24歳以下、25-29、30-34、35-39、40-44、45-49といった具合で5歳ごとに「エイジ=年齢」に分かれています。出場者の年齢に応じてそのカテゴリーの範囲も広がります。
エイジグループにはエリートと違い総合順位(全てのエントリー者の中の順位)とは別に年代別の順位もリザルトに反映されます。
例えは総合10位だったとしても、年代別1位で表彰台に乗れるチャンスがあります。
年齢の基準
では、どうやってその年齢を確認するのか?
JTU(日本トライアスロン連合)規定のエイジは、大会当日の満年齢ではなく、その年の12月31日時点での年齢が適応されます。そして、日本各地の大会ではこのJTU公式大会とその他の大会がありその他の大会についてはその大会のルールに準じて年齢を申告する事となります。
しかし、大会のエントリー事は生年月日を入力するだけなのでそこまで気にする事はないと思います。
余談:若いカテゴリー=速いでは無いという事
これは余談ですが、年齢が若い=速いという訳では無いことをついでに書いておこうと思います。
実際、40代、50代の年代別1位の人が20代年代別1位より速い事は珍しい事ではありません。
推測ですが、トライアスロン歴のキャリアが、若さを上回ってタイムに反映されているのだと思います。戦い方を知っていると言ったところでしょうか。また同じカテゴリー内でも同じことが言えます。
同じカテゴリーの仲間(ライバル)を意識する
これも余談かもしれませんが、トライアスロンを続けていくと、同じ年代の方を意識するようになります。エントリーリストを見て、●●さんと▲▲さん出てるな。となると自分の目標は◯位で▲▲さんに勝たないと◯位は危ういぞ。と言った形で。
パラトライスロン
障がいの種類やレベルによりクラス分けされた、座位・立位・視覚障がいの選手のカテゴリーです。
座位クラス(PTWC)
クラスは2つありその障害の程度で別れる。バイクはハンドサイクルを使い、ランでは競技用車いすを使う。
立位クラス(PTS)
クラスは4つありその障害の程度で別れる。 バイク、ランでは障がいに応じて義足など補装具を使用でき、バイクの改造なども認められる。
視覚障がいクラス(PTVI)
クラスは3つありその障害の程度で別れる。競技全体を通して同性のガイド1名と競技を行う。スイムからバイクへ、バイクからランへと種目を移行する過程の「トランジション」にも注目したい。
二人乗りの自転車のイメージが私は強いです。
今回は、用語説明だけで終わってしまいましたが、次はトライアスロンの雰囲気を伝えらる記事をかけたら良いなと思っています。